「最初の設定」に続いて普通に使う基本的な使い方や設定方法を説明します。
Linux Mint Cinnamon の例で説明します。Mint 17, 18, 19でもだいたい同じです。
(2019年9月更新)
Linux Mint Cinnamon の例で説明します。Mint 17, 18, 19でもだいたい同じです。
(2019年9月更新)
内容 |
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最初の使い方 アプリの起動方法 スクリーンショットの撮り方 ウィンドウスナップの無効化 ウィンドウの移動方法 ワークスーペースとホットコーナー 数値をマウスホイールで変える方法 マウスの応答性 最近使ったファイルの表示/非表示 デスクトップのアイコンのサイズ、並び順 ファイラー ファイラーの使い方 動画のサムネイル表示とタグ画像表示 拡張子の関連付け(開くアプリの削除) フォルダのショートカットの登録方法 Linuxのリンクとは デスクトップ デスクトップをすっきりさせる方法 デスクトップの壁紙を変える方法 アプリ・ソフトのインストール方法 Linux アプリのインストール方法 Windows アプリのインストール方法 テキストエディタ 付属のテキストエディター 端末(ターミナル:gnome-terminal) 端末の使い方 端末の設定 端末:プロンプトの表示と指定 端末:コマンドの入力 シェルスクリプトの作り方と実行方法 PDF出力・PDFファイル作成 文書や画像などをPDFにする方法 PDFを編集する方法 PDFをテキストに変換・抽出する方法 サウンドの設定 再生・出力の設定 音が出ない!小さい!片方だけ! 録音・入力の設定 別々のPC同士をLANでつなぐ 異なる2つのPCでフォルダを共有する LinuxとWindowsをLANで接続する |
メニューに登録/ショートカットの作成/ランチャを作成 アプリをメニューに登録する方法 ショートカットの作成(デスクトップにランチャを作成) コマンド(起動プログラム)のある場所 アイコン画像のある場所 Windowsソフトをメニューに登録する方法 メ ニュー/パネル/自動起動/効果音 メニューのカスタマイズ パネル/タスクトレイのカスタマイズ アプリの自動起動 イベント効果音のON/OFF 応答が遅い/動かない/フリーズした/起動できない 応答が遅い メモリーの使用量が多い 動かない、フリーズした Mintが起動できない PCが起動できない シャットダウン/サスペンド/休止状態の違い 終了のしかた シャットダウン サスペンド/自動復帰 休止状態 違いの表 Firefoxのアドオン おすすめの Firefox アドオン Yet another smooth scrolling WE:高速スクロール Tab Mix Plusの代替 セッションの復元 タブの多段表示 Adblock Plus:遅い広告処理をブロック Google Translator for Firefox:全文翻訳 Page Saver WE:画像キャプチャ User-Agent Switcher:Yahoo動画の閲覧 Google の設定 Gogele にアクセスできなくなったら ( I'm not a robot ) Google 検索の設定 セルフサーチフィルターと表示件数の設定 Cookie・検索履歴・プライバシーの管理 Youtube の設定 Youtube 再生の設定 不適切な動画を表示させない「制限付きモード」 Youtube 表示履歴を保存させない設定 |
最初の使い方
アプリの起動方法
- 画面下のタスクバーの左にある「メニュー」でメニュー画面を開き、各項目のアプリから起動できます。
- 一般的なアプリはだいたいそろっています。
- CUIアプリはメニューには表示されません。端末で操作します。
スクリーンショットの撮り方
- 「最初の設定方法」のはじめの方に書いた内容と一部同じですが、ここでは追加の説明をします。
- 画面の一部や全体をそのまま画像にして保存する方法です。
- スクリーンショットは、設定のデフォルトの状態の記録や、変更した設定の記録や、アプリをインストールした時の記録に便利です。
- PrtScキーを押すと、全画面のスクリーンショットが、日時のファイル名で、デフォルトではPictureフォルダに入ります。
- Alt+PrtScキーを押すと、アプリ画面だけのショットが撮れます。
- 保存フォルダの指定は、「スクリーンショット」アプリを起動してそちらから、フォルダーを指定して撮れば、次回からそこに入ります。
- 「スクリーンショット」アプリを起動するには、メニュー>アクセサリ、から「スクリーンショット」アプリをクリックします。
メニュー>アクセサリーで「スクリーンショット」を右クリックして、パネルに追加をクリックすれば、タスクバーの左側に、「スクリーンショット」アプリのアイコンが追加されます。 - 画像の範囲を指定して撮る場合は「スクリーンショット」アプリを起動してそちらから取ります。
- 「スクリーンショット」アプリを起動してそこから撮る場合は、ファイル名の指定、保存するまでの待ち時間の秒数の設定、マウスカーソルの指定、保存フォルダの指定などができます。
- F11キーでスクリーンを全画面にして、その一部を保存したい場合は、下のツールバーが見えなくなりますので、そのままでは「スクリーンショット」を起動できません。
- 先にスクリーンショット・アプリを起動しておいてから、全画面にし、次にAlt+Tabキーで、Altキーを押したままTabキーを押してアプリを切り替えて「スクリーンショット」を表示させれば、範囲を指定して保存できます。
- 「スクリーンショット」画面から現在のウィンドウのスクリーンショットを撮る場合は、境界を含める設定しにします。そうしないと上のタイトル部分が欠けて何の画面かわからなくなります。
- 「スクリーンショット」を起動してから、撮りたい画面の状態などを変えたいときは、「スクリーンショットの取得」ボタンを押す前に別のところをクリックすれば、やり直すことができます。
- Firefoxを全画面にした時に、マウスが、リンクの上にあると、画面下にURLが表示されます。マウスカーソルをリンクの位置からずらしておけば、URLは表示されなくなります。
- 注意:PrtScキーやAlt+PrtScキーで撮ると、選択部が灰色になって保存され、見たとおりにならない場合があります。メニューからスクリーンショット・アプリを起動して保存すれば見たとおりに保存できます。
ウィンドウスナップの無効化
- アプリを画面端に移動した時に拡大するので使いにくいです、これを無効化できます。
- メニュー>設定>ウィンドウのタイル表示(Window Tilting)>タイル表示とスナップを有効化をOFFにします。
ウィンドウの移動方法
- 開いているウィンドウの好きなところを掴んで移動することができます。
- Alt キーを一時的に押してアプリのウィンドウのどこかをマウスで掴めば移動できます。
- ただしこの「Alt+マウス」の設定は問題があります。
Altキーを使うアプリでは、Altキーの機能(例えばAlt+ドラッグでLink文字の選択など)が使えなくなってしまいます。なのでこのキーを「Windowsキー」(Altキーの横のキー)に変更します。メニューの中の設定>ウィンドウ>
Moving and Resizing Windows>Special key to mov windows>Alt を Super に変更します。LinuxのSuperキーとは、Alttの横にあるWindowsキーです。 - アプリには、開くウィンドウの位置を覚えている機能が無いものが多いです。
閉じた位置を覚えているアプリは、VLC, Libre Office, システムモニター, Krusader, SublimeText, Diffuseなど少ないです。
ワークスーペースとホットコーナー
- 複数のワークスペース(画面)で別々のことができます。。
- ワークスペースを切り替える方法は2つあります。
- 1 ■ ショートカットキーによる方 法:Ctrl+Alt+矢印キー(右左上下)で切り替えます。
- 2 ■ ホットコーナーによる方法: 使いやすいので以下に説明します。
- ホットコーナーとは、マウスをスクリーンの左上などのコーナーに滑らせて、ワークスペースの一覧表を出してそこから切り替える方法です。
- この「ホットコーナー」機能を有効にするには、メニュー>設定>ホットコーナー>好きなコーナー(例えば右上)を選ぶ>「Show all workspace」にして>「ホットコーナーアイコンを表示」がある場合はこれをOFFにし、「Hover enabled」をONで有効になります。
- 複数のワークスペースを出して、中のアプリをつかんで別のワークスペースに移すこともできます。
- マウスがホットコーナーに当たってしまい、ワークスペースの一覧表が出た場合は、もう一度そのホットコーナーにマウスを滑らせるかEscキーで、一覧表が消えます。
- ワークスペースの数はデフォルトで2個ですが、3,4,5と増やすことができます。
ワークスペースを増やすには、ホットコーナーで一覧が出たときに、画面の右端の「+」を押します。減らすときは、一覧の右上の「X印」を押します。
数値をマウスホイールで変える方法
- アプリの設定項目で数値を変える場合、設定項目の上でマウスホイールを回すと、数値が変わる場合がかなりありますので、速くて便利です。
マウスの応答性
- マウスの応答性を変えられますが、問題がなければ、変えないでいいです。
- メニュー>設定>マウスとタッチバッドで設定します。
- 最初に、初期状態を、スクリーンショットで撮っておきます。
- 初期状態
ドラッグ・ドロップのしきい値(Drag-and-drop threshold)=8
サイズ=真ん中あたりの縦線のある所
加速=左端(またはOFF)
感度=左端(OFF)
ダブルクリックの間隔=左から35%くらいの所 - 変えてみました。
しきい値=12
加速=中
感度=中
ダブルクリックの間隔=中
□ しきい値とは、マウスを押してから離すまでに動かした量が、たとえば12ピクセル以内なら、クリックとみなし、それ以上だとドラッグとみなします。細かいところをクリックする時に差がでます。
最近使ったファイルの表示/非表示
-
メニュー>設定>システム設定>「プライバシー」または「個人情報」で設定できます。
ONにした時以後に、開いたファイル名が表示されます。OFFでリセットされます。 - Mint17ではメニューを右クリック>設定>開いた「最初の画面」の上から4行目に、「最近使ったファイルを表示」という項目でした。
デスクトップのアイコンのサイズ、並び順の変更
- アイコンのサイズ変更:デスクトップで右クリック>デスクトップ(Customize)>Icon Size で大・中・小に変更できます。
- アイコンの並び順の変更:デスクトップで右クリック>デスクトップ(Customize)>Auto-arrangeのチェックを外すと自分で好きなように並べます。並び方を指定するには、指定項目にチェックをする。Verticalで縦に整列。
ファイラー
ファイラーの使い方
- Mint Cinnamon
のファイラー(ファイルマネージャー)は「Nemo」です。
(MATEのファイラーはCajaで、Nemoとかなり似ていますが、機能は低いです。) - Mintの画面の下のタスクバーの左の「ファイル」アイコンをクリックして起動します。
- Nemoの画面は、左にサイドバーがあります。(サイドバーは画面左下のアイコンで表示/非表示にできます。)
- OSのシステムファイルは、「ファイルシステム」の中に入っています。ここをルートといいます。
/と書きます。 - ホームは、/home/<ユーザー名>/ というフォルダで、ファイルシステム(ルート)の中に入っています。
ホームフォルダは ~/ と書かれる場合があります。慣用句です。 - ホームフォルダの中に、デスクトップ(Desktop), Documents, Pictures, Videos, Music, Download などのフォルダが入っています。
- 自分で作るフォルダやファイルは、ホームフォルダの中に作ります。
- Nemoの設定方法:
編集>設定で設定できます。次の図はおすすめの設定です。 - フォルダの中の表示を、アイコン表示にするか、リスト表示にするかは、右上のボタンで変えることができます。
- フォルダ内のアイコンやリストのサイズは、右下のスライドバーで変えられます。表示>「拡大・縮小・普通サイズ」でも変えられます。
- フォルダーの作成は、空いている所を右クリックします。
- 拡張子無しのファイルと同じ名前のフォルダ名は同一とされてエラーになります。
- アプリで使われるフォルダやファイルは、頭に.が付く隠しフォルダ・ファイルになる場合が多いです。
隠しフォルダの表示・非表示は、空いているところを右クリックで変えられます。 - ファイル名やフォルダ名は大文字と小文字は区別されます。
- サイドバーの(フォルダ名)「ブックマーク」: サイドバーに出ている Document などのフォルダ名は、ブックマークといいます。
ブックマークの名前は実際のフォルダ名と違っていてもいいです。
■ ブックマークにフォルダを登録するには、フォルダーを開いておいて、メニューの「ブックマーク」で追加できます。
■ サイドバーのブックマークは、掴んで移動できます。右クリックで削除できます。移動できない場合は、「ブックマークの編集」を開いておきます。 - サイドバーのデバイス名(ドライブ名):これを隠すことはできません。Windowsのドライブが接続されていると、そのドライブの名前が表示されて、中を変更できてしまいます。
「ディスク」でドライブのパーティションをいじれば非表示にできるらしいですが、「ディスク」は警告なしに何でもできてしまい、表記違い、誤動作など問題が多く、触らないほうがいいです。 - フォルダをパス指定で開く方法:
画面右上の「ローケーションパスを切り替える」アイコンをクリックすると、メニューバーに下にあるアドレス表示が切り替わり、フルパスを表示でき、ここにパスを記入するとそのパスのフォルダが開きます。 - フォルダ表示の前後または上への切り替え移動は、メニューの左の矢印アイコンで切り替え移動できます。
- ソート: ファイルの並び替えは、ファイルがアイコン表示の時は、右クリックで指定できます。
リスト表示の時は、上の項目バーをクリックすればできます。その場合、ソートされている項目に▼印または▲印が付きますのでわかりやすいです。 - 名前順のソートは、ABC・・・XYZ abc・・・xyzの順に並ぶ(英字の大小が区別される)ので注意が必要です。(Krusaderでは、AaBbCc・・・と普通に並びます。)
- 名前の変更: ファイル名やフォルダ名の変更は右クリック>名前の変更、またはプロパティで変更できます。
書換え途中で間違って元に戻すにはクリックしないでEscキーを押せば戻ります。または、禁止文字 / を書けばエラーとなって元に戻ります。 - フォルダの名前を右クリック>プロパティでリネームすると更新日が新しくなります。
- ファイルの種類は、デフォルト状態では、画像、動画、音楽、テキスト、などの大まかな種類でしか区別できません。ソートしても、拡張子はバラバラに並びます。
■ 対策:Nemoの編集>設定>「一覧の項目」で「拡張子順」にチェックします。これで拡張子順に並べることができます。
■ 項目バーの上で右クリックして、「拡張子順」にチェックをすると拡張子を表示できます。その場合.txtは「平文」と表示されソートで拡張子なしと混合で最後になります。〜へのリンク(本当の拡張子は.desktop)は「デスクトップ設定ファイル」と表示されます。テキストファイルの拡張子を、xxx.txtからxxx.aaaに変更しても「平文」でしたが、xxx.cssと変更したら区別されました。Krusaderなら拡張子順にソートされます。
最初からするには、 - ファイルを選択した状態で並び替えると、画面がスクロールしてしまい使いに くいです。なので何も選択しないかまたは何か適当なフォルダーを選択しておけば、画面のスクロールは小さくてすみ、並び変わったところがわかりやすくなり ます。
- 移動・コピー:
■ フォルダが離れている場合はファイラーを2個起動します。
■ 移動は、ファイルやフォルダを掴んで目的のフォルダにドラッグ&ドロップします。
■ 複数つかむときは、Shift+矢印、またはCtrl+クリックで選択してから掴みます。
■ ドラッグ先の画面が後ろに隠れている場合は、掴んだまま、下のステータスバーの上のアイコンまで持って行きます。するとその画面が前に出てきますので、そこで離せば入ります。途中でやめる場合は、外枠の上で離します。
■ドライブ間の移動は、同じドライブ内ではマウスで移動できますが、別ドライブだと、コピーになってしまいます。別ドライブに移動するときはShiftキーを押しながらマウスでドラッグし、ドロップしてからShiftキーを離せば移動になります。
■ コピーは、Ctrlキーを押しながらマウスでドラッグしてドロップすればコピーできます。
■ 右クリックで「コピー/切り取り/貼り付け」でもできますが、間違いやすいです。 - コピー・移動の注意: Docments, Music, Pictures, Videos, Downloads などのフォルダ(アイコンに模様が付いています)は、フォルダーごとの移動はできません。
- リストのツリー表示: リストの一覧で縦に並んでいる左側の▼印をクリックすると▼や▲になってツリー表示になります。
- タブ式でフォルダーを開くことができます。
フォルダを右クリック>「新しいタブで開く」で、タブ式に横に並びます。複数並べられます。
左のサイドバーのフォルダ名(ブックマーク)を右クリックしてもタブで開きます。 - 2画面式にもできます。表示>「エクストラペイン」にチェックをします。
編集>設定>挙動>「常に2画面表示で起動する」ではじめから2画面式にできます。 - ファイラーNemoを閉じるには、画面右上のXを押します。タスクバーのアイコンを中クリックでも閉じます。
- 上位のフォルダーや下位のフォルダに移動する場合に、右上の「ローケーションパスを切り替える」アイコンをクリックして、アイコン表示にしておけば、そこにドラッグすることで移動することもできます。
- ファイル検索・フォルダ検索: 左上の虫眼鏡を押すと、ファイル名やフォルダー名が検索できます。アスタリスク*はワイルドカードになりません。文字としてしか使えません。
検索欄は、スペースで区切ると、アンド検索(and検索)ができます。
検索結果の画面から移動、コピーすることもできます。
■ 注意:Nemoの検索は、隠しフォルダや隠しファイル(頭に.が付くフォルダやファイル)の検索ができません。結果=0となります。Nemoのフォルダで隠しファイルを表示にしておくと検索できます。findコマンドやKrusaderを使えば検索できます。
■ Nemoの検索は、「拡張子、サイズ、変更日範囲の指定、サブフォルダの除外、正規表現」などの検索はできません。細かい検索はKrusaderを使うといいです。ただしKrusaderでは検索結果の画面からファイルをコピーできますが移動はできません。 - ゴミ箱の場所: ゴミ箱はNemoの左欄にあります。
ゴミ箱のデータは /home/xxx/.local/share/Trash に入っています。Trshuの中のfilesの中にデータがそのままあり、infoの中にパスと削除日が書かれています。
別ドライブのゴミ箱のデータは、そのドライブの中の.Trush-1000の中にあります。 - ゴミ箱への移動: Delキーまたは右クリックで行います。確認なしで、即座にゴミ箱に入ります。これを変得ることはできません。
○ ゴミ箱に入れずに削除する赤マークを出すには、編集>設定>挙動、で「ゴミ箱に入れずに削除」にチェックをします。ファイルを右クリックすると、削除とい う赤マークが表示されますので、それでゴミ箱に入れずに削除ができます。復活はできません。(デフォルトでそうなっていると思います。)
○ゴミ箱の中のファイルを選んで削除することができますが、その場合は、編集>設定>挙動、で「(ゴミ箱の中の)ファイルを削除する前に確認する」にチェックしておいた方が安全です。(デフォルトです) - 別ドライブのゴミ箱: 別ドライブをつなぐと、そのドライブのゴミ箱も混合で表示されます。
ゴミ箱のデータは各ドライブ内に保存されていて、Nemo はそれらをまとめて表示します。 - ドライブの空き容量の表示: サイドバーのホームまたはファイルシステムの上にマウスオーバーすると表示されます。フォルダを右クリック>プロパティでも表示できます。
- 最近使ったファイルの一覧が見れます。
左欄の「最近:Recent」で、最近使ったファイルの一覧のリストまたはアイコン表示が出来ます。それをクリックするとそのファイルが開けます。
移動したファイルは、移動前のアクセス日が表示されます。
メニュー画面の上部の(アプリの)検索欄に検索語を記入すると、最近使ったファイルも検索表示されます。
ただし、メニュー>設定>(システム設定>)「プライバシー」または「個人情報」でアクセスしたファイルを表示する設定にしておかないと表示されません。一度OFFにすると全て消えます。
「最近」で表示されるのは実際の一部だけですのであまりあてになりません。
◆実際に見たファイルは、home/.local/.share/recently-used.xbel で見れます。
xbelの中の、modified=の行にファイルを開いた時の時刻が書いてあります。
次の方法で整形すると見やすくなります。
^(?!.*bookmark href).*$\n の行を削除 (それ以外を削除の意味)
^(.+modified=")(.*)( )(.+)$ を ◆\2\1\2\3\4 に置換 (単に時間の所を行の先頭にコピーするだけ)
行ソート Bluefish では ツール>フィルタ 文書>行を折り返す
URLエンコード デコードURL文字は次のコマンドで見れます。
python3
import urllib.parse
print (urllib.parse.quote('あ'))
print (urllib.parse.unquote('%E3%81%82'))
(Mint17ではメニューを右クリック>設定>開いた「最初の画面」の上から4行目に、「最近使ったファイルを表示」という項目がありましたが、その後その項目はなくなりました。) - 書き変えできないファイル: システムファイルは普通は書き変えできません。特別に書き換える場合は、空いているところを右クリック>Rootとして開く>パスワード入力で、赤の権限昇格画面が出ますので、そこからファイルを開けば書き換えできます。
- 問題点1:上で述べたように、隠しフォルダ・隠しファイルの検索ができません。検索結果が0となってしまい、無いことになり事実と違います。
■対策1: フォルダで「隠しファイルを表示」にしておけば検索できます。
■対策2: コマンドfind -iname '*xxxx*' 2>/dev/nullで検索できます。 - 問題点2: HTMLファイルを移動・コピーするとき、関連フォルダ(_files)が連動してコピーや移動できません。Windowsでは連動して移動・コピーできます。
関連フォルダ(_files)はFirefoxでページを保存した時に作成されるフォルダです。
対策: 関連フォルダも忘れずに移動・コピーする必要があります。 - 問題点3: FAT32やNTFSのドライブに、コピーや移動するとき、ファイル名・フォルダ名に「:|"?<>*\」があると、コピーも移動もできません。(Linuxを使う上での根本的な問題です。)(\または
\
はキーボードの¥キーです。)
ファイラーで、コピーすると : は _ に変更されてコピーされました。バックアップソフトではエラーになります。
_やスペースなど変えたり全角にして保存すると良いです。
EXT4では名前に / は使えません。
■Wine で、Windowsソフトを使う時も、ファイル名・フォルダ名に :|"?<>*\ があるとエラーになります。
例えば、WindowsソフトのBunBackupでパックアップをする場合は、ログを取るようにしておいてエラーファイルをチェックする必要があります。
■対策1: :|"?<>*\ は使わないで、全角にするか、スペースまたは_にするなどにするしかないです。(日本のサイトではページのタイトルにするときは全角にすることが多く、Windowsアプリではファイル名を や_に変換することが多いです。)
■対策2: データーのバックアップは重要ですが、Windowsと共通のFAT32のドライブにバックアップする場合はファイル名の注意が必要です。特にHTMLファイルは問題になります。 - 問題点4:上に関連して、Firefox でページ保存するときには、注意が必要です。
ページ名のタイトル名に、 :|"?<>* がよく使われていますので要注意です。英語のサイトのページのタイトルではよく使います。
Windows の場合は、ページを保存すると、自動的に :|"?<>*\ はスペースに置き換えて保存されますので問題が生じません。
Linuxの場合はそのままファイル名になってしまいますので問題になります。
■対策1: 保存する場合には目で見て :|"?<>*\ を_やスペースなど変えて保存すると良いです。(最近、日本語のサイトでは、タイトルに:”?を使う時は全角を使う例が多いようです。)
もしそのまま保存してしまったら、関連する_filesフォルダと関連していて、HTMLファイルの中でそのフォルダを複数ヶ所で参照していますので、一旦Firefoxで開いてからその文字をスペースにして保存しなおすと良いです。
■対策2: コマンド find . -iregex ".*[:\|\"\?<>\*\\].*_files" -type d で :|"?<>*\ を含む _files フォルダを探して、同名のHTMLファイルを対策1で保存しなおします。
その後 find . -iregex ".*[:\|\"\?<>\*\\].*" で残りのファイルを調べておきます。 - 問題点5: Firefoxからリンクをドロップした場合に、Nemoでは「XXX へのリンク」という名前で表示されます。問題はこのHTMLのタイトル名と拡張子です。Linuxで使えない / も名前として表示されます。ところが、実際には、 / は \ に変換されて、.desktopという拡張子で保存されます。
:|"?<>*\ も名前に入りますから、その.desktopファイルは、FAT32, NTFSドライブにバックアップできません。Nemo でリネームして :|"?<>*\ をスペースにすればばバックアップできます。
Krusaderで表示すれば本当のファイル名と拡張子が分かります。実際の名前と拡張子がNemoではわかりません。(実際にどうなっているかは考えるなということらしいです。)
これをテキストエディタで開くと、リンク先のWebページのHTMLを表示してしまい変更ができません。Krusaderではそのファイルの中をテキストエディタで変更することができますが、ファイル名を変えても、Nemoで表示されるファイル名は変わりません。
この名前の変更するには、Nemoで行います。(ファイルの中のname=というところも変わります。)
Krusaderやコマンドなどで拡張子.desktopを.txtに変えると、単なるテキストファイルになってしまいます。
■対策: 以上のことから、リンクをドロップした場合は、Nemoでリネームして :|"?<>*\ をスペースに変えます。 - 問題点6: Firefoxのリンク先がPC内のhtmlファイルの場合、そのファイルが無いと、クリックした時にリンクできずに、開いている Nemo がクラッシュして全て閉じてしまいます。
- 注意:ファイルの作成日は調べることができません。(後のバージョン18?では作成日が表示できました。)
Windowsのように「最初の作成日」情報を持ちません。次の方法で調べることができます。
表示フォルダを右クリック>「端末で開く」で、端末を開くと、そのフォルダ指定で開くことができます。
そこにコマンド、 ls -ultr(アクセス時、ソート表示)、ls -ltr(更新時、ソート表示)、ls -cltr(ステータス変更時、ソート表示) などと入れて、日時情報をソート表示できますが、最初の作成日情報はもともと持っていないので出すことはできません。ファイルを書き換えると、ステータスも更新されます。
cは作成日ではなくてステータス更新日です。Linuxコマンド集 - 【 ls 】
GNOME Activity Journalを使えば開いた履歴から作成日を推定することはできます。
動画のサムネイル表示とタグ画像表示
動画のサムネイル表示
- 動画のサムネイルはファイラーNemoのプレビュー機能で(1/3あたりの画像が)自動的に作成されて、ファイラーに表示されます。
- この場合プレビューの最大サイズを動画のサイズ以上に設定しておく必要があります。
- 設定方法:編集>設定>プレビュー>ファイルの最大サイズ=4GB、8GBなどとします。
- それでもサムネイルが表示されない場合は、ファイル名の変更や、移動などで表示できます。
動画のサムネイルをタグ画像に変更
- MP4の動画にタグ画像を貼り付けて、サムネイルを変更することができます。Easytagで貼り付けます。
- Nemoが前のサムネイルを覚えていて、画像が変わらない場合は、別のフォルダに移してから貼り付けて、名前・日付などの変更をしてから戻して、リロードで確認するといいです。
- Pix, gTumbでも同じ表示になります。
拡張子の関連付け(開くアプリの削除)
ファイラーNemoで開くアプリケーション(関連付け)を変更・削除することができます。- ファイルをダブルクリックすると、デフォルトで関連付けられたアプリケーションが起動します。
また、ファイルを右クリリックして、表示されるリストからデフォルト以外のアプリを選んで起動することができます。 - 次の方法で、関連付けされたアプリの変更や、開くアプリのリストからの削除ができます。
- 関連付けのアプリのリストは、4種類に分かれています。
1 規定のアプリケーション
2 推奨アプリケーション
3 関連するアプリケーション
4 別のアプリケーション - この内の1,2,3が右クリックでリスト表示されます。
- このリストを変更するには、ファイルを右クリック>別のアプリで開く>別のアプリ で設定画面を開きます。
- 2,3,4にあるアプリを選んで、下の「デフォルトに設定」ボタンを押すと、1になり、それまで1にあったアプリは2に格下げられます。
- 2にあるアプリは、右クリックで「関連付けの取り消し」ができます。取り消されると、4に格下げになって、リストには表示されなくなります。
- 3にあるアプリは、この関連付けの取り消しができません。そのため、一旦、1の規定のアプリに上げて、その後、1から格下げになったアプリを、1の規定のアプリに戻せば、2に格下げになります。これで2に入りますので取り消しができます。
- 4にあるアプリは、下の「リストに追加」ボタンを押すと、2に格上げになり、リストに表示されます。
- 2,3,4に無いアプリを、1,2に入れたい場合は、下の欄にアプリのコマンドを記入して、「リストに追加」または「デフォルトに設定」ボタンを押します。ただしこの方法ではアイコン画像は表示されません。
- 以上の変更が終わったら、「キャンセル」ボタンでリストの変更ができます。「OK」ボタンを押すと、1のアプリで起動します。
フォルダのショートカットの登録方法
- 階層がかなり下のフォルダを出すのは面倒なのでクリックですぐ出したい場合があります。
- 普通は、Nemoの左欄にブックマークを登録するのが使いやすいのですが、デスクトップにショートカット(ランチャ)を作成登録することもできます。
- デスクトップにフォルダのショートカット(ランチャ)を作る方法を次に説明します。
- デスクトップの空いている所を右クリック>ランチャをここに作成>
コマンド(command)欄に、
nemo "/home/「ユーザーネーム」/Documents/xxx"
と記入します。"〜"は登録したいフォルダのパスです。
nemo -n /home/・・と記入しても同じです。
home ホルダーのショートカットの場合は、
Name=Files, Command=nemo %U, Comment=Access and organaize files
となっていました。後ろのオプション %U はなくても同じでした。 - アイコンの画像を登録するには、赤いロケットを押して、アイコン画像のファイルを指定します。鉛筆のマークを押して場所の欄に直接、フルパスを記入またはコピペすることもできます。
- 画像は自分で作ってもいいです。
nemoの画像は /usr/share/icons/Mint-X/places/64/folder.svg です。この画像と同じにしてもいいです。 - 設定すると、デスクトップにアイコンとその下に名前が表示されます。
- ランチャのコマンドや画像の変更は、ランチャを右クリックして、プロパティで変更できます。
Linuxのリンクとは
- ファイルやフォルダを右クリックすると、「リンクを作成」というのがあります。難しい概念です。
- Linuxのリンクは、実在のファイルやフォルダのような働きをします。
- 「XXX へのリンク」はWindowsのショートカットの意味です。
同じリンクでも意味が違います。ネットのサイトでクリックするリンクとも違います
デスクトップ
デスクトップをすっきりさせる方法
- メニュー>設定>デスクトップ>で設定画面を出します。
- コンピュータとホームを非表示にできます。
- それ以外は、デフォルトのままにしておきます。
- 注意:設定画面の 「Show desktop icons (primary)」のチェックは、必ずONにしておきます。このチェックをOFFにすると、画面を右クリックできなくなります。
- よく使うアプリは、一般的な意味でのランチャーアプリ:Cairo-Dockに入れておくと便利です。
Cairo-Dockの使い方は後で説明します。
デスクトップの壁紙を変える方法
- デスクトップを右クリック>背景を変更、または、メニュー>設定>背景>画像をクリック で内臓の背景画像を選べます。
内蔵画像は/usr/share/backgrounds/にあります。
- 背景選択画面の「追加」ボタンで、Picturesフォルダ、自分で作ったWallpaperフォルダなどに保存してある好きな画像を追加することができます。
追加しても内蔵画像のフォルダー /usr/share/backgrounds/ に追加されるわけではありません。 - Desktop Wallpaper のサイズは、1920X12000(21.5〜27インチワイド)、1600X1200、1280X1024( 19インチスクエア) などがあります。縦横比が合わない画像は一部カットされます。
- 無料素材も多数あります。 Free OR 無料 Desktop OR デスクトップ 壁紙 OR Wallpaper
アプリ・ソフトのインストール方法
Linux アプリのインストール方法
- Linuxアプリのインストールについては
「Linux アプリ ソフトのインストール方法」をご覧ください。
Windows アプリのインストール方法
- Windowsアプリのインストールについては
「Wine Windows アプリ ソフトのインストール方法」をご覧ください。
テキストエディタ
付属のテキストエディタ
- Mint18.2以後付属のテキストエディターは「Xed」です。
シンプルなので、使いやすいです。正規表現ができます - 高機能エディターとしては、Visual Studio Code(VS Code), Sublime text, Geanyなどがあります。→「おすすめアプリ」で説明します。
- テキストエディターは、単に保存すると拡張子は付きません。他のテキストエディタでも同じです。
拡張子なしで保存したファイルは、Krenemeを使えば、フォルダを選んで、ファイルを選択後、まとめて.txtとリネームすることができます。 - Mint17に付属していたGedit は次のような問題がありました。
- 正規表現はできません。
- 行間設定はプラグインが必要です。
Gedit 2.30.4ですので、gedit-plugins / linespacing.py と edit-plugins / linespacing.gedit-plugin を Raw ボタンを押してDLします。
/home/xxx/.gnome2/gedit のフォルダの中に plugins フォルダを作ってその中に入れます。
編集>設定>プラグイン>Line-spacingにチェック>その右の所を右クリック>設定>6 pixels などとします。
ただし折り返し行は間隔が開きませんので⇒このように修正します。>gedit2の行間調節について - 日本語変換の途中にマウスがGeditの外に動くと、閉じてしまいます。
- 文字をマウスでつかんで、Geditの枠内にマウスが入った途端にMintがフリーズします。
- 端末の枠内に入った時もフリーズします。
端末(ターミナル:gnome-terminal)
端末(ターミナル)は Linuxコマンドを実行する画面です。アプリ名とコマンドはgnome-terminalですが、メニューに登録されている名前は「端末」です。
端末の使い方・操作方法
- タスクバーの左にある黒いアイコン、または、メニュー>システム管理>端末、で開きます。
- コピー、貼り付け
端末(ターミナル)にコマンドを一文字づつ打つのは大変で間違いやすいので、次の方法でコピペできます。- 右クリックで貼り付けやコピーができます。
- ショートカットキーでも貼り付けやコピーができます。
デフォルトのショートカットキーは次のようになっています。
コピー:Ctrl+Shift+C、 貼り付け:Ctrl+Shift+V - ショートカットキーをCtrl+C、Ctrl+Vに変更できます。
画面を右クリック>メニューバーの表示にチェック>
編集>(設定)>ショートカット>編集
1 コピー>その右をクリック(ダブルクリック)>新しいアクセラレータ
>CtrlとCのキーを押します。
*副作用があります。元のCtrl+C(コマンドの終了)が使えなくなります。
この場合、Ctrl+Shift+Cが終了コマンドになります。
Ctrl+Z(コマンドの停止)もだいたい同じです。
Ctrl+Zは、jobsコマンドで番号を出し次にfgで再開できます。
2 貼り付け>その右をクリック(ダブルクリック)>新しいアクセラレータ
>CtrlとVのキーを押します。
- 端末(ターミナル)の表示内容を全部コピーする方法
画面を右クリック>メニューバーの表示にチェック>編集>全て選択> - メニューバーを常に表示する方法
バージョンによってはできない。
画面を右クリック>プロファイル>プロファイルの設定>全般 - 作業中の画面を一時的にクリアする方法
- Ctrl+L でクリアできます。コマンドの実行は継続します。
- 端末のメニューバーの「端末」から、「クリア」または「リセットとクリア」でもできます。
端末の設定
- 背景、色、サイズ、表示行数などの変更
- 画面を右クリック>プロファイル>プロファイルの設定。
- 次のような設定ができます。
- 端末の背景を不透明にする。
(スクリーンショットを撮る時に下の文字や画像を映したくない場合) - 開くサイズの横幅や縦幅を変える。
(折り返して読みにくい場合、例えば120列30行にしたい場合など) - 何万行も表示させたい場合にあふれてしまう場合、スクロールバックのサイズを無制限(または最大値20億行)にして全部表示させる。
- 端末の背景を不透明にする。
- 全般(サイズ)/色(文字色・背景色)/背景(単色・透過・画像)/スクロール(スクロールバックの行数)などで設定できます。
文字色や背景は、デフォルトの「システムのテーマ色を使用する」にしておくと、表示される内容によって各種色分けされます。組み込みスキームのデフォルトはTangoです。 - (単語単位で選択する文字は、デフォルトで -A-Za-z0-9,./?%&#:_=+@~ )
端末:プロンプトの表示と指定
-
$ はコマンドプロンプト(command prompt)といいます。ドルマーク(ドル記号)
命令入力を受け付けられる状態です。入力促進記号ともいいます。 - 実際は aaa@bbb ~ $ 「ユーザー名」@「コンピュータ名」 ~ $ となります。
~はホームフォルダを意味します。
aaaaaa@bbbbb ~/Pictures/ccccc/ddddd $
のように名前が長くディレクトリーが深いと、長いプロンプトになります。 - ディレクトリーとフォルダーの違い: コマンドやプログラミングでは専門用語?としてディレクトリーといいます。同じことです。
directory (名簿、指令書)
folder (ファイル入れ)、fold (折りたたむ) - アイコンから端末を起動した場合はホームフォルダが基準になっています。
- フォルダをカレントに指定して端末を起動するには、フォルダを右クリックして>「端末で開く」、で端末を起動させます。
- Blogなどで、説明する場合は、プロンプトを全部そのままコピーして書かずに、プロンプト無しで書いてもいいです。$記号を付けて書くと、コピーして使うときにいちいち$をはずす必要があります。
- コマンドを入力する場合は、ドルマークは入力しません。
- $マークが#となる場合もあります。
- プロンプトの次に白い四角形が表示されますが、これは次にここに入力できますというカーソルです。
- プロンプトの後ろにスペースが入っているとコマンドがエラーになります。
端末:コマンドの入力
コマンドの基本
- カレントディレクトリとは?
端末が対象とする現在フォルダのことです。
. ドット(ピリオド) カレントディレクトリを示します。
全体を対象にするコマンドの場合に使います。
カレントディレクトリしか対象にしないコマンドではなくても同じです。
./ ドットスラッシュ カレントディレクトリ内のファイルであることを示します。
カレントディレクトリ内のファイルを処理するする場合は、このドットスラッシュ./を付けないと処理が実行されない場合が、まれにあります。 - ホームディレクトリ
端末は通常、ホームフォルダがカレントディレクトリとなって開きます。
~ はhome
~/ はhome/
~/.xxx はhome内の隠しファイル.xxxまたは隠しディレクトリ.xxx
~ $ はhomeのプロンプト
~/Pictures $ はhome内のPicturesディレクトリのプロンプト
~/.xxx $ はhome内の隠しディレクトリのプロンプト - ファイラーで、フォルダ、またはフォルダ内の空いている所を、右クリックして>「端末で開く」で開くと、そのフォルダが現在のフォルダとなって開きます。
- 端末の現在フォルダは、cdコマンドで変えられます。cdコマンドは下を参照
- ピリオド2個だと?
..は1個上のディレクトリを対象にします。../..は二つ上。 - 絶対パスと相対パス
/ で始まるパスは絶対パス。
. で始まるパスは相対パス。 - 解説などに出ている複数行のコマンドは、途中でキーボード入力が生じなければ、まとめて貼り付けて実行できます。1行ずつ確認しながら実行すると確実です。
- && 複数のコマンドを続けて実行できます。xxxx && yyyy
- sudo : システムに関係するコマンドの場合、例えば解説などで root (スーパーユーザー)でコマンドを実行すると書いてある場合は、コマンドの前に sudo をつけます。自分のパスワードで一時的に root 権限が与えられます。
例: $ sudo xxxx → コマンドxxxxをrootで実行。 パスワードを聞かれます。 - 「許可がありません」となる コマンド(システムを変更するコマンド)は、 sudo su を実行してroot 権限になってから行います。自分のパスワードを入れた後で$が#に変わります。必要な処理がが終わったら # exit で$ にもどします。端末を閉じてもroot権限は終ります。
- フォルダ名や、ファイル名に限っては原則としてシングルクォーテーション '〜' で囲みます。
ただし、中に ' がある場合は、 '\'' のように書きます。
ダブルクォーテーション "〜" で囲む場合は、その中にダブルクォーテーション "や特殊文字が含まれていると問題がおきます。特殊文字はアプリケーションによって異なります。特殊文字は頭に\をつけてエスケープできる場合があります。 - ' ' 文字列は通常は、'シングルクォーテーションで囲みます。
シングルクォーテーションで囲まれた中にシングルクォーテーションがある場合は '\'' のように書きます。 - " " 文字列を"ダブルクォーテーションで囲む場合は、注意が必要です。
中にダブルクォーテーション "が含まれる場合は、頭に\をつけてエスケープします。
コマンドの中で使う場合や、アプリケーションによっては、特殊文字が含まれていると問題がおきる場合があります。
特殊文字はアプリケーションによって異なります。.+*?[](){}^$|\や-や!など。
特殊文字は頭に\をつけてエスケープできる場合があります。 - ! は特殊機能の文字です。文字列として使う場合は、' 'で囲みます。" "で囲む場合は最後に1個だけ書いた時に限り使えます。
"〜" と '〜'の違いは使用する状況やプログラムやアプリによって異なります。
Googleでの検索例 - フルパスの表示: ファイラーのフォルダまたはファイルを端末にドロップすると、フルパス名が表示できます。
- 画面のスクロールは、Shift+PageUp, Shift+PageDown。
- 端末の画面の表示をクリアする方法 : メニューから「端末」>「リセットとクリア」でできます。
Ctrl+L でもリセットできます。 - カーソルの操作方法
Ctrl+H カーソルから前の方に削除していく。BackSpace
Ctrl+U 行頭まで削除する
Ctrl+K 行末まで削除
Ctrl+A 行頭に移動
Ctrl+E 行末に移動
↑ 前のコマンドを表示
↓ 次のコマンドを表示
端末の応答表示が途中で止まった場合
- プログラム処理にエラーが出ると途中で応答が止まってしまいます。
- Ctrl+Q 画面ロックの解除 Ctrl+S 画面をロック
- Ctrl+Shift+C コマンドの終了(Ctrl+Cをコピーに設定した場合)
Ctrl+C コマンドの終了(Ctrl+Cをコピーに設定していない場合)
ショートカットキーは、処理の途中でも変えることができます。
Ctrl+Z コマンドの停止
+Cと+Zのどちらで止められるかは処理の状態によります。
Ctrl+Zの場合はjobsコマンドで番号を出し次にfgコマンドで再開できます。
主なコマンド
apt apt-get- apt は apt-get と同様の機能です。記述方法が違う場合があります。
参考:apt-getコマンド kledgeb apt-get のpurgeとremoveについて - sudo apt update 更新リストを入手します。このリストを入手しておかないとアップデートのインストールができません。
- sudo apt upgrade 注意!
Linux Mint ではこのコマンドは専門家以外は使わないようにとユーザーマニュアルに書いてあります。Ubuntuとは違うOSだからです。Ubuntuではよく使います。
このコマンドは一般に「アップデート(Update)」または「アップデートのインストール」といい、PC内にあるパッケージを無条件にアップデートするコマンドです。OSのアップグレードとは違います。
LinuxMintでは、この代わりに、アップデートマネージャーでアップデートします。 - sudo apt install xxxx 使いたいアプリのパッケージ(xxx)をインストール。
- sudo apt remove xxxx 削除(アンインストール)
- sudo apt purge xxx 完全削除
依存パッケージも、設定ファイルも削除しますので特別の場合になります。
man : man コマンド名で詳しい使い方Helpが表示されます。
q で終了できます。
version xxxx --versionでコマンドやアプリのバージョン表示
free : メモリーの使用状況
df : ドライブの使用量
lsb_release -a : Linuxのディストリビューションとそのバージョンを確認
またはcat /etc/lsb-release
uname -a : Linuxのカーネルのバージョンを確認
cd : カレントフォルダ(ディレクトリ)を移動する
cd 'フォルダのパス' そのフォルダに移動する
フォルダを右クリックして端末で開いてもできます。
cd ~/Documents/Program ホーム内の指定ディレクトリに移動。
cd / ルートに移動 Mintでは / をファイルシステムと書いています。
cd ホームに移動
cd xxx 下のxxxフォルダに移動 例:cd Downloads
cd .. 一つ上の(親の)フォルダに移動
ls : ディレクトリ・ファイルの情報
- ls -ltra ファイル名・フォルダ名の詳細・更新時を古順に表示、隠しファイルも表示
-オプション l:詳細を表示(日時の前の数字はサイズByte)
t:更新時表示で新順 r:古順に並び替え 1:1行ずつ表示
tc:移動リネームステータス時で新順
tu:アクセス時で新順(ただし、OSでの更新が不確実。次のファイルが確実。
.local/share/recently-used.xbel または .local/share/zeitgeist/activity.sqlite)
R:サブフォルダ以下も対象(ただし*で文字指定すると不可)(Mint19で使用不可)
X:拡張子順
a:隠しファイルも表示
N:生ファイル名(Mint19で必要、下記注意参照)
*:名前の文字指定(大小字の区別あり) - ls 名前のみを名前順に表示(ls . と同じ .は現在フォルダの意味)
- ls -l 名前順、詳細・更新時表示(ls . -l と同じ .は現在フォルダの意味)
- ls -tr1 名前のみを、古い順に1行ずつ表示
- ls -lt --time-style=long-iso 2019-04-14 15:55 表示で新順
- ls -lt --time-style=+"%Y%m%d%H%M.%S" 2019041415.55 表示で新順
- ls -ltc 移動・リネーム・ステータス時を新順に表示
(更新してもステータスが変わります)
(フォルダごと移動した場合、中のステータスは変わりませんでした。) - ls -ltu アクセス時を新順に表示
- ls -1 *Aaa* 名前の中の文字を指定して名前のみを名前順で、1行ずつ表示
- ls -lt *.png 拡張子.pingを指定して詳細・新順表示
ls -lt *.{JPG,jpg} 拡張子.JPGと.jpgを指定して詳細・新順表示
*で指定すると、-Rとの組み合わせができない。
エディターにコピーして、名前を含まない行を正規表現:否定的先読みで
^(?!.*\.png).*$\n で不要行を削除するといいです。 - ls -F | grep / フォルダ名のみリスト
ls -F | grep -v / ファイル名のみリスト - 注意(生ファイル名):Mint19.Xでは、lsでリスト表示した場合,ファイル名にスペースがある Tom home の場合は'で囲まれ、Tom's homeは""で囲まれ、フォルダ名の場合は'Tom'\''s home'と表示されます。
find -iname '*Tom's home*'では生ファイル名で表示されますので統一性がありません。
対策 ls -Nとすれば生ファイル名になります。または一旦テキストエディターにコピーして、正規表現で、(^['"])(.+)(['"]$)を\2に全置換し て、更に'\\''を'に全置換すれば、生ファイル名になります。←\\は\のエスケープ - UNIXコマンド辞典 ls lsコマンドで覚えておきたい使い方 Linuxコマンド集 ls
データー救出時などで、全データの所有者が root になり、アクセスできなくなった時に
使用者をPCのユーザー名にして、アクセス可能にできます。
例:ユーザー=root→lake グループ=root→lake フォルダ=green 以下全て変更する場合。
sudo chown -Rv 'lake':'lake' 'green'
(この例のlekeはコマンドの前にユーザー名@コンピューター名と出ている。例:lake@wind)
参照→接続方法
chmod :パーミッションの読み書き実行の変更
touch : タイムスタンプ変更(ファイル更新日の変更)
使用者をPCのユーザー名にして、アクセス可能にできます。
例:ユーザー=root→lake グループ=root→lake フォルダ=green 以下全て変更する場合。
sudo chown -Rv 'lake':'lake' 'green'
(この例のlekeはコマンドの前にユーザー名@コンピューター名と出ている。例:lake@wind)
参照→接続方法
○検索したいフォルダを右クリック>端末で開く、で端末を起動させます。
touch -mt 201405161908.46 'xxx'
xxxはファイル名またはフォルダ名です。*を使えます。無いと空ファイルが作られます。
find : ファイル検索
touch -mt 201405161908.46 'xxx'
xxxはファイル名またはフォルダ名です。*を使えます。無いと空ファイルが作られます。
現在フォルダ以下を対象にし、サブフォルダも検索。 UNIXの部屋 コマンド検索: find
答えの頭につく./は現在フォルダの意味です。
○検索したいフォルダを右クリック>端末で開く、で端末を起動させます。
○find -name '*AAA*' はAAAを検索。囲み記号'〜'は繋がっていればなくても良い。
find -iname '*AAA*' iは大文字小文字の区別なしで検索。(Aaaも検索)
find -name '*Ab*' -type d dはディレクトリだけ検索。
find -name '*Ab*' -type f fはファイルだけ検索。
find -maxdepth 1 -name '*Ab*'は1位のフォルダまで対象。下位フォルダは除外。
find / -iname '*abc*' /はファイルシステム内(ルート内)を検索します。
答えの頭につく./は現在フォルダの意味です。
○検索したいフォルダを右クリック>端末で開く、で端末を起動させます。
○find -name '*AAA*' はAAAを検索。囲み記号'〜'は繋がっていればなくても良い。
find -iname '*AAA*' iは大文字小文字の区別なしで検索。(Aaaも検索)
find -name '*Ab*' -type d dはディレクトリだけ検索。
find -name '*Ab*' -type f fはファイルだけ検索。
find -maxdepth 1 -name '*Ab*'は1位のフォルダまで対象。下位フォルダは除外。
find / -iname '*abc*' /はファイルシステム内(ルート内)を検索します。
find -iname '*abc*' 2>/dev/null は、パーミッションの)「許可がありません」を除きます。
○例 名前に
find -iregex ".*[:\|\"\?<>\*\\].*" ←\\は\のエスケープ
意味:「大文字小文字を区別しないで、正規表現で、前に0文字以上あって、\:*?"<>|を含み、後ろに0文字以上あるファイル、でフォルダ」
正規表現(regex)のメタキャラクタ(メタ文字)は、文字として使う場合は頭に
ただし.^$+[]()\&;'#~`<>などは、システムやアプリや用法によって違うので基本的に英数字以外はテストが必要です。
-regexはパス名の/以前も対象になります。
フォルダーを全て変更してからファイルを検索するといいです。
注意:このBlogではたまに1個のバックスラッシュ\または¥が複数に増えてしまいますので、読み替えてください。
○拡張子がないファイルを探す方法。
(検索結果が多すぎると全部表示できないので端末の表示行数を最大に増やしておきます。)
find -iregex ".*[^\.][^\.][^\.][^\.][^\.]$" -type f 1回め 末尾の5文字に.を含まないファイル .html
find -iregex ".*/[^\.][^\.][^\.][^\.]" -type f 2回め .を含まない4文字のファイル .txt
find -iregex ".*/[^\.][^\.][^\.]" -type f 3回め .を含まない3文字のファイル .js
find -iregex ".*/[^\.][^\.]" -type f 4回め .を含まない2文字のファイル .a
find -iregex ".*/[^\.]" -type f 5回め .を含まない1文字のファイル a
以上の5つのコマンドを aaaaa && bbbb のように&&でつなげば1回で済みます。
* 上の方法だと末尾6文字以上に.が入っていると出てきません。
find -type d -name "*_files" -prune ! -type d -name "*" -o -type f -name "*" で_filesフォルダ以外の
全ファイルを表示させて、それをテキストエディターで、おもな拡張子の行を正規表現で削除してから
探せば確実かもしれません。
(pruneは前で指定したフォルダの下位を無視、!は否定、-oはor)
文字列を含まない正規表現 複数の否定文字列を指定 UNIXの部屋 コマンド検索: find
正規表現の概説-Microsoft 正規表現クイックリファレンス-Microsoft
正規表現操作 Python 3 正規表現 JavaScript 正規表現-Perl基礎入門
正規表現 T2X Perl正規表現雑技
◆正規表現(テキストエディターを使う方法)
行頭(文頭) ^abc
行末(末尾) abc$
メタ文字 .+*?[](){}^$|\ (メタ文字を文字にするには前に\をつける)
あ+はあ1個以上、あ*はあ0個以上 .*は任意の文字
[^0-9:]は数字と:以外
○例 名前に
「:|"?<>*\」のどれか
があるファイル・フォルダを検索。find -iregex ".*[:\|\"\?<>\*\\].*" ←\\は\のエスケープ
意味:「大文字小文字を区別しないで、正規表現で、前に0文字以上あって、\:*?"<>|を含み、後ろに0文字以上あるファイル、でフォルダ」
正規表現(regex)のメタキャラクタ(メタ文字)は、文字として使う場合は頭に
\
を1個付けます。ただし.^$+[]()\&;'#~`<>などは、システムやアプリや用法によって違うので基本的に英数字以外はテストが必要です。
-regexはパス名の/以前も対象になります。
フォルダーを全て変更してからファイルを検索するといいです。
注意:このBlogではたまに1個のバックスラッシュ\または¥が複数に増えてしまいますので、読み替えてください。
○拡張子がないファイルを探す方法。
(検索結果が多すぎると全部表示できないので端末の表示行数を最大に増やしておきます。)
find -iregex ".*[^\.][^\.][^\.][^\.][^\.]$" -type f 1回め 末尾の5文字に.を含まないファイル .html
find -iregex ".*/[^\.][^\.][^\.][^\.]" -type f 2回め .を含まない4文字のファイル .txt
find -iregex ".*/[^\.][^\.][^\.]" -type f 3回め .を含まない3文字のファイル .js
find -iregex ".*/[^\.][^\.]" -type f 4回め .を含まない2文字のファイル .a
find -iregex ".*/[^\.]" -type f 5回め .を含まない1文字のファイル a
以上の5つのコマンドを aaaaa && bbbb のように&&でつなげば1回で済みます。
* 上の方法だと末尾6文字以上に.が入っていると出てきません。
find -type d -name "*_files" -prune ! -type d -name "*" -o -type f -name "*" で_filesフォルダ以外の
全ファイルを表示させて、それをテキストエディターで、おもな拡張子の行を正規表現で削除してから
探せば確実かもしれません。
(pruneは前で指定したフォルダの下位を無視、!は否定、-oはor)
文字列を含まない正規表現 複数の否定文字列を指定 UNIXの部屋 コマンド検索: find
正規表現の概説-Microsoft 正規表現クイックリファレンス-Microsoft
正規表現操作 Python 3 正規表現 JavaScript 正規表現-Perl基礎入門
正規表現 T2X Perl正規表現雑技
◆正規表現(テキストエディターを使う方法)
行頭(文頭) ^abc
行末(末尾) abc$
メタ文字 .+*?[](){}^$|\ (メタ文字を文字にするには前に\をつける)
あ+はあ1個以上、あ*はあ0個以上 .*は任意の文字
[^0-9:]は数字と:以外
否定的先読み検索
^(?!.*ああ).*$\n ああ が無い行
^(?!.*\.png).*$\n .png が無い行
^(?!.*ああ).*$\n ああ が無い行
^(?!.*\.png).*$\n .png が無い行
◆URLエンコード デコード
python3
import urllib.parse
print (urllib.parse.quote('あ'))
print (urllib.parse.unquote('%E3%81%82'))
python3
import urllib.parse
print (urllib.parse.quote('あ'))
print (urllib.parse.unquote('%E3%81%82'))
予想外のファイルを書き換える危険性があります。
実施する前にhomeなどのバックアップを取ってスケジュールバックアップを停止しておくといいです。
rename 's/正規表現検索文字列/検索部を置換する文字列/' 対象名(ワイルドカード*が使えます。)
rename 'y/1対1で置き換えたい文字/対応して置き換える文字//' 対象名(ワイルドカード*が使えます。)
(renameの後に -vを付けると変更結果を表示します。-vの代わりに-nにすると仮のお試しになります。)
'sの正規表現だと最初の1回しかヒットしません。'yの書式は正規表現ではありません。'yは大文字小文字の変換やひらがなカタカナの変換など文字を1対1で置き換える書式です。Ubuntu Rename Command
rename はパス名の最後の/以後が対象になります。また1階層だけが対象となりますので、例えば現在フォルダから2階層下を対象とする場合は、対象名の頭に階層指定の./*/*/を付けます。 ./は現在フォルダです。
例1: スクリーンショットのファイル名の:を-に変更→rename -v 'y/:/-/' ./Screenshot_from_*.png
1つ下のフォルダを変更する場合→rename -v 'y/:/-/' ./*/Screenshot_from_*.png
現在フォルダから2つ下のフォルダまで変更する場合→rename -v 'y/:/-/' ./Screenshot_from_*.png && rename -v 'y/:/-/' ./*/Screenshot_from_*.png && rename -v 'y/:/-/' ./*/*/Screenshot_from_*.png
例2: ファイル名フォルダ名で、Windowsで使えない文字「:|"?<>*\」の内\を除く7文字を _ に変更します。
→rename -v 'y/:|"?<>*/_______/' ./*
実施する前にhomeなどのバックアップを取ってスケジュールバックアップを停止しておくといいです。
rename 's/正規表現検索文字列/検索部を置換する文字列/' 対象名(ワイルドカード*が使えます。)
rename 'y/1対1で置き換えたい文字/対応して置き換える文字//' 対象名(ワイルドカード*が使えます。)
(renameの後に -vを付けると変更結果を表示します。-vの代わりに-nにすると仮のお試しになります。)
'sの正規表現だと最初の1回しかヒットしません。'yの書式は正規表現ではありません。'yは大文字小文字の変換やひらがなカタカナの変換など文字を1対1で置き換える書式です。Ubuntu Rename Command
rename はパス名の最後の/以後が対象になります。また1階層だけが対象となりますので、例えば現在フォルダから2階層下を対象とする場合は、対象名の頭に階層指定の./*/*/を付けます。 ./は現在フォルダです。
例1: スクリーンショットのファイル名の:を-に変更→rename -v 'y/:/-/' ./Screenshot_from_*.png
1つ下のフォルダを変更する場合→rename -v 'y/:/-/' ./*/Screenshot_from_*.png
現在フォルダから2つ下のフォルダまで変更する場合→rename -v 'y/:/-/' ./Screenshot_from_*.png && rename -v 'y/:/-/' ./*/Screenshot_from_*.png && rename -v 'y/:/-/' ./*/*/Screenshot_from_*.png
例2: ファイル名フォルダ名で、Windowsで使えない文字「:|"?<>*\」の内\を除く7文字を _ に変更します。
→rename -v 'y/:|"?<>*/_______/' ./*
1つ下のフォルダは最後を./*/*にします。
(\はこのコマンドでは機能しませんので find -iregex ".*[\\].*" で探して手で変更します。)
(このコマンドは、引数リストが長すぎると実行しません。最後の*/が5個以上だと止まります。)
注意点: ・・へのリンクというファイル(URLをドロップした時にできるファイル)は、ファイラーNemoでは実際の名前も拡張子も違って表示されます。そのためコマンドでリネームしてもわかりませんので、Krusaderで確認する必要があります。(Nemoで手で変更すれば両方変わります。)
例3:
rename 's/.TXT/.txt/' a.txt
rename 's/.TXT/.txt/' a.txt b.txt
rename 's/.TXT/.txt/' *.TXT
rename 's/\.bak$//' *.bak (行末の.bakを削除)
rename 's/.htm/.html/' *.htm
rename 's/foo-/bar-/' foo-*.txt
rename 's/^hoge//' hoge*.txt (頭の文字を削除)
rename 's/^/hoge/' *.txt (頭に追加)
⇒Windows と共用するためのファイル名の変更例
Linuxコマンドの調べ方
(\はこのコマンドでは機能しませんので find -iregex ".*[\\].*" で探して手で変更します。)
(このコマンドは、引数リストが長すぎると実行しません。最後の*/が5個以上だと止まります。)
注意点: ・・へのリンクというファイル(URLをドロップした時にできるファイル)は、ファイラーNemoでは実際の名前も拡張子も違って表示されます。そのためコマンドでリネームしてもわかりませんので、Krusaderで確認する必要があります。(Nemoで手で変更すれば両方変わります。)
例3:
rename 's/.TXT/.txt/' a.txt
rename 's/.TXT/.txt/' a.txt b.txt
rename 's/.TXT/.txt/' *.TXT
rename 's/\.bak$//' *.bak (行末の.bakを削除)
rename 's/.htm/.html/' *.htm
rename 's/foo-/bar-/' foo-*.txt
rename 's/^hoge//' hoge*.txt (頭の文字を削除)
rename 's/^/hoge/' *.txt (頭に追加)
⇒Windows と共用するためのファイル名の変更例
シェルスクリプトの作り方と実行方法
- シェルスクリプトはシェルコマンドをプログラム的に実行するテキストファイル(スクリプト)です。
- テキストエディターの1行目に #! /bin/bash と書き、以下に必要なコマンドを書いて拡張子を.shにします。
(昔の#! /bin/shは使わないでください。一部のコマンドが実行できません。)
1行目はshebang(シバン)といってシェル(コンピュータを直接操作する基本言語)を指定するものです。
システムディレクトリの /etc/shells/bin/ の中に使えるシェルとして bash sh dash rbash の4つが入っています。
bashが最も普及していて、Linux、Macのデフォルトになっています。Windows10やスマホでも使うことができます。
Linuxのコマンドは一般に、bashコマンドといわれます。
bash(Bourne-Again shell:汎用・拡張・高機能:1.0MB)、 sh(Bourne Shell:古くからの基本的な汎用シェル:121.3KB)、dash(Debian Almquist Shell:高速軽量:121.3KB)、rbash(Restricted Bash:制限付きのbash:1.0MB) いずれもシェルスクリプトの拡張子は.shです。
- shファイルができたら、そのファイルを右クリック>プロパティ>パーミッション>「プログラムとして実行可能」をONにします。
- 実行方法:shファイルをダブルクリック>「端末内で実行」のボタンを押すと実行できます。
(端末を開いておいて、bash xxx.sh でも実行できます。) - ただし、中にパスワード入力が必要なコマンドがあると、そこでパスワードを入力する必要があります。
- 例1:スワップをクリアするシェルスクリプト:Swap-Reset.sh
#! /bin/bash
echo "スワップをRAMに戻してリセットします。 - Linux Mint - "
echo "最初にメモリの状態をMBで表示します。"
free -m
echo "パスワードを入力してEnterキーを押してください。"
sudo swapoff -a && sudo swapon -a
echo "スワップをリセットしました。
"echo "結果のメモリの状態を表示します。"
free -m
echo "Enterキーを押すと終了します。"
read wait - 例2:メモリを開放するシェルスクリプト:Clear-Memory-Cache.sh
#! /bin/bash
echo "メモリのキャッシュを開放します - Linux Mint -"
echo "最初にメモリの状態をMBで表示します。"
free -m
echo "よろしければEnterキーを押してください。"
read wait
echo "パスワードを入力してEnterキーを押してください。"
sync
sudo sysctl -w vm.drop_caches=3
echo "メモリのキャッシュを開放しましました。"
echo "結果のメモリの状態を表示します。"
free -m
echo "Enterキーを押すと終了します"
read wait - シェルスクリプトの使い方
このページがいっぱいになったので、「Bash・シェルスクリプトの使い方」に記載しました。
PDF出力・PDFファイル作成
文書や画像などをPDFにする方法
- Linux Mint では、文書アプリや画像アプリで、印刷>「ファイルに出力」でPDF化できます。
- Cups-PDFというアプリを使うと解像度をMintの標準の300dpiからX2、X4、X8倍に上げることができます。印刷用にはX2、X4、X8倍にする場合があるのでその場合は使うといいです。通常は300dpiで十分かもしれません。
ただし、フォルダ指定やファイル名指定ができず、日本語名が数字に化けてしまいます。
保存場所は、 ~/PDF に保存されます。
保存場所は、/etc/cups/cups-pdf.confの43行目のOut ${HOME}/PDF で変更できます。
インストールして、プリンターに追加すると、デフォルトでCups-PDFになってしまうので、インストールしても通常はプリンターから外しておいた方がいいかもしれません。
プリンターから削除する方法:メニュー>システム管理>プリンタ>Cups-PDFを右クリック>削除
プリンターに追加する方法:システム管理>プリンタ>追加でCups-PDFを追加
「ファイルに出力する」の代わりに「CUPS-PDF」を選べば解像度を選択できます。 - 余白の設定方法
余白はA4などのサイズを選ぶと自動で設定されますが、自分用の設定を登録できます。
印刷>ページの設定>用紙サイズ>その他のサイズ>用紙のマージンで 余白の設定ができます。用紙のサイズは、A4なら210X297ミリです。設定したサイズはその他のサイズ1,2,3の名前をつけておき次回からそれを使うことができます。
Firefoxの場合は、印刷プレビュー>ページ設定、でも設定できます。 - テキストファイルをPDFにする方法:
内臓の「テキストエディター」で、印刷>「ファイルに出力」でPDF化できます。 - 画像をPDFにする方法:
内臓の「画像ビューアー」で、印刷>「ファイルに出力」でPDF化できます。 - HTMLファイルをPDFにする方法:
Firefoxのファイル>印刷>ファイルに出力する、でPDFにできます。単に印刷すると、デフォルトでは、背景:Backgroundが印刷:PDF化できません。
背景を印刷するには、印刷>オプション>背景の印刷>背景画像=ON、背景色=ON>全般>ファイルに出力する>ファイル名、フォルダの指定>印刷、でできます。
CSSやJavaScriptを使った部分が印刷できない場合があります。
その場合は、Firefoxのアドオンの ScrapBook で一旦PCに保存してから、それをFirefoxで表示して、印刷すると、見た通りに印刷:PDF化できます。
スクリーンショットで「取得する領域の選択」で1ページずつ画像にしてからPDF化する方法もあります。FirefoxのアドオンのPearl Crescent Page Saverで全部を画像にして、それを切り取って使う方法もあります。 - LibreOfficeからPDFにする方法:
"LibreOffice Writer"や"LibreOffice Calc"では、PDFエクスポートで出力できます。
ファイル>エクスポート>PDF>保存>エクスポート でPDF化できます。
ファイル>印刷>オプション>ファイルへ出力>ファイル名記入 でもPDF化できます。 - Wine+Windows ソフトからPDFにする方法:
Cups-PDFをインストールする必要があります。インストール後、システム管理>プリンタ>追加でCups-PDFを追加しておけば、印刷で、~/PDF に保存されます。
Mery、NoEditorで試してみましたがファイル名はPDF.pdfとなり警告なしに上書きされます。 - スキャナーで直接PDFに取り込む方法:
Xsane で取り込めます。→おすすめのアプリ - スキャナーで取り込んだ画像を実寸でプリントする方法:
Xsane で300dpiで取り込んで、その画像を Office-Drawにドロップして、それをPDFとしてエクスポートしたら、実寸になりました。
取り込んでから加工するとOffice-Drawの画面いっぱいになってしまいます。横向きで取り込んだ画像はDrawを横向きにしておきます。
Drawの余白以上のサイズは、縮小されます。画像を右クリック>位置とサイズ、で元の幅をcmで指定してから、トリミングすると実寸になります。
PDFを編集する方法
PDFをテキストに変換・抽出する方法
- Mint付属のドキュメントビューアーPDFビューアーで表示させてCtrl+Aでコピーできます。
サウンドの設定
再生・出力の設定(音が出ない!小さい!片方だけ!)
- 音が出ない、音が小さい、片方だけ場合の設定です。
- 最初にプレイヤーの音量が100%になっているか、OFFになっているかを調べます。
- プラグを挿したり外したりすると、設定が変わる場合がありますので試してみます。
- 画面右下のタスクトレイの中の、音量アイコンをクリックして「サウンドの設定」を開きます。
- 出力Outputタブ
- アナログステレオ出力にします。デジタル出力になっていると音が出ません。
- 下の方の「出力の音量Volume」を50〜100%にします。(その右のボタンを緑のONにします。)
- Balanceを中央にセットします。右や左に寄っていると片方しか音が出ません。
- 音響効果(Sound Effect):イベント音のタブ
100%にして、必要な効果音だけにチェック。例:Cinnamonの開始とUSBの付け外しの音。 - アプリケーションタブ
アプリが音を出している場合は、ここに表示されます。スライダーを100%まで動かして、その右のボタンを緑のONにします。 - マイクの音をヘッドホンやスピーカで聞くには、alsamixer を使います。
ただしマイクを使い終わったら、マイクの音を聞かない設定にしないと、マイクのノイズ音が入ったり、声が入ってしまいます。
alsamixerの使い方は、 おすすめのアプリ をご覧ください。
録音・入力の設定
録音アプリで録音する方法、録音できない場合の設定方法です。
録音できるアプリ
- 録音できるアプリは、gnome-sound-recorder、MP3DirectCut、Aucacityです。
おすすめは、MP3DirectCutです。起動してクリックするだけで録音でき、すぐにカッティング・保存ができます。Aucacityは録音後MP3変換が必要です。 - gnome-sound-recorder、Aucacityの使い方は、「Linux Mintおすすめの アプリ ソフト」を参照してください。
- MP3DirectCutの使い方は、「Wine Windows アプリ ソフトのインストール方法」 >「使えたWindowsソフト」を参照してください。
マイク入力とライン入力の録音方法
- 先に録音アプリを録音にスタンバイしておきます。
- 画面右下のタスクトレイのスピーカーアイコン>「サウンドの設定」をクリックします。
- 「入力」は、MicまたはLine inにプラグを挿し込むことによって、フロントマイク/リアマイク/ラインイン/無し、などに自動的に切り替わり、表示されます。
- その右の、入力の音量は、録音アプリを見ながら行いますが、ゼロにしないようにします。
- 更にその右のボタンを緑のONにします。
- 入力音量の調整は、タスクトレイのスピーカーアイコンをクリックして、マイクボリュームが表示される場合はそちらで調整できます。表示されない場合は、入力の設定で行います。
- PCにLine入力がない場合は、Line入力のある機器を使います。
例:USB サウンドカード 5.1 PCIe サウンドカード 5.1 USB オーディオインターフェース
PCで聞いている音、パソコン内の音(デスクトップの音)を録音する方法
- PC内の音を録音する方法です。再生リダイレクト、ループバック録音ともいいます。
- pavucontrol (PulseAudio)というアプリを使います。
- 使い方は、おすすめのアプリソフトの pavucontrol をご覧ください。
MP3DirectCutで録音する場合は、「Wine Windows アプリ ソフトのインストール方法」 の中の、「使えたWindowsソフト」のところをご覧ください。 - ノートパソコンで、マイク入力しかないものや、Windowsでステレをミキサーが出てこないPCでも、Linux Mint で、Pavucontrolを使えば、たいがいPC内の音を録音できます。
- PCによっては、録音できないものがあるかもしれません。中に入っている部品に、その機能がないと録音できません。そいう場合は、Linux Mint で、マイク録音のできるUSBアダプタをつないでおけばできるかもしれませんが試したことがないのでわかりません。
Windowsの場合は、ステレオミキサーが出てこない場合は、再生リダイレクト(ステレオミキサー)機能のあるUSB機器を使う必要があります。
例:Sound Blaster X-Fi Surround 5.1
Line入力(ステレオ)があれば、出力を入力につないでループバック録音する方法もあります。
別々のPC同士をLANでつなぐ
異なる2つのPCでフォルダを共有する
公開する方のPCと、見る方のPCの両方の設定が必要です。
パーミッションや接続の問題がありますので注意が必要です。
- 最初にファイアウォールの設定をし、Sambaを許可します。
Gufw(ファイアウォール設定ツール:Firewall configuration)がインストールされてない場合は、インストールしてファイアウォールを設定します。
インストールするとメニューの「設定」の中に入ってきます。
通常は外部からのアクセスはすべて拒否しますが、LAN内からのアクセスを許可する必要がありますので、Sambaを許可する設定をします。SambaはにGUIのSystem-cofig-sambaに付属しています。
Gufwの設定: Profile=Home、Status=ON、Incoming=Deny、Outgoing=Allow でFirewallがON(有効)になります。ルールの三角印を押す>表示窓の下の[+]をクリック>ルール追加画面で、ポリシー:Allow、カテゴリー:All、サブカテゴリー:Allとなっている下のApplicationのボタンを押してSAMBAを選び>追加
ファイアーウォールの設定をする gufw - Ubuntu 14.04 gufwのインストール・設定 - Ubuntu - 公開する方のMintのPCで共有したいフォルダを公開します。
- 共有したいフォルダを右クリックして、「Sharing Options(共有のオプション)」を選びます。
- Folder Sharing(フォルダーの共有)画面がでます。
- コメントは書かなくてもいいです。
- Share tith folder(このフォルダーを共有する)にチェックします。
- Allow othes to cteate and delete files in this folder(このフォルダー内でのファイルの作成・削除を他のユーザーに許可する)にチェックします。
- Guest access (ゲストによるアクセス)にチェックします。(テスト時)
ここにチェックしないと見ることができません。
パスワードなどを設定する場合はSystem-config-samba(CUIアプリ) を使います。インストールしてここのチェックを外してパスワードを求めることができます。 - 以上の設定をしたら右下のCreate Share(共有を作成)ボタンを押します。
- Nemo needs to add some permissions to your folder "xxx" in order to share it.
[The folder "xxx" needs the following extra permissions for sharing to work:
- write permission by others
Do you want Nemo to add these permissions to the folder automatically?]
(共有するには、フォルダーにアクセス権を付与する必要があります)
という画面が出ますので、右下のAdd the permissions automatically(自動的にアクセス権を付与する)ボタンを押します。 - 以上で公開の設定は終わりです。
- 公開フォルダを増やしたり、一部のフォルダの公開をやめたりすると、ネットワークから見るとエラーになる場合があります。その場合は、再度設定しなおす、PCを再起動する、他のPCも再起動する、何回か再起動する、などしてみます。
- 公開したフォルダはそのフォルダのあるPCのHomeフォルダから見たり、公開をやめたりした場合に問題が起きる場合があります。次の見る方の項目で説明します。
- 見る方のMintのPCを設定します。(公開した共有フォルダーを見る方法です。)
- ファイラーの右サイドバーのネットワークをクリックします。
- Windowsネットワークから、見たい名前をダブルクリックします。
例:Windowsネットワーク>WORKGROUP>・・・ - 公開したフォルダ名が出てきますので、そのフォルダをダブルクリックします。
- ファイラーの右サイドバーのネットワークの所に、「xxx上のshare-フォルダ名」の名前が出てきます。この名前を右クリックしてアンマウントすると消えます。
- PCをシャットダウンするまでは、このアイコンで見ることができます。
- テキストファイルに.txtの拡張子が付いていないと、ダブルクリックした時に「プログラムを選択してください」と出てきます。何のファイルなのか分からないので、拡張子は必要です。
- ネットワークでプロパティのパーミッションを見ると、「確定できませんでした」となっています。
- ネットワークから書き込んだり書き替えたものは(自分のPC のものでも)、homeフォルダから見ると、鍵がかかってプロパティのパーミッションがnobody, nogroupとなっていて書き換えできなくなります。
その場合ネットワークのフォルダからローカルのフォルダにコピーや移動すれば読み書きできます。 - 一度公開して、ネットワークから書き込んだフォルダやファイルは、公開をやめると、自分のPCでも使えなくなります。再度公開してそこから別のフォルダにコピーすれば使えるようになります。
- 共有、バックアップ、転送、などの使い方によってテストするなどの注意が必要です。
例えば大容量のフォルダやファイルを転送したい場合は、送る側で公開にして、受け取る側でそれをローカルにコピーします。終わったあとで公開をやめても問題ありません。
逆に相手の公開フォルダにコピーすると、相手側は、公開をやめるとそのフォルダは使えなくなりますので、別のフォルダを用意してそこにコピーしなければなりません。 - ネットワークに公開側の名前が出てこない場合、公開側のPCで、Guest access (ゲストによるアクセス)にチェックし直したら出てきました。公開をやめて再度公開設定するといい場合もありました。
- 開けなくなったりトラブルになったとき、両方のPCを再起動したら良くなりました。
- LinuxとWindowsをLANで接続する場合は、Windows側でもフォルダを右クリックして共有設定をします。
WindowsとLinuxではファイル名やその他の違いがあります。 - 公開するとLANの外からも見てしまうのでしょうか?
ルーターが外からの侵入を防いでいるみたいです。
出来るだけの対策をしておくといいです。
ルータはセキュリティの第一歩~ブロードバンドルータで防げる攻撃と防げない脅威
セキュリティ講座 - 対策をはじめよう 不正アクセス対策
不正アクセス対策:IPA
ブロードバンドルータを用いたワーム対策例 - 参考サイト
Ubuntu Nautilus その44 - フォルダーの共有とSambaのインストールを行う
Ubuntu かんたんにWindowsパソコンとファイル共有する方法 « SEECK.JP サポート
Ubuntu Nautilus その17 - フォルダーをネットワーク上で共有する
Windowsとファイル共有 - Linux Mintのメモ
Linux Mint 17 を Windows の代わりに インストールしてみた
メニューに登録/ショートカットの作成/ランチャを作成
アプリをメニューに登録する方法
- 普通はアプリをインストールすれば、自動的にメニューに入ってきます。
- インストールしても、メニューに入ってこない場合は、PCを再起動すれば入ってきます。
- それでも入ってこない場合は、次の2つの方法で、メニューに登録できます。
- (1) デスクトップにショートカットを作るときに同時にメニューに追加する方法
比較的安全ですが、すべて「その他」の項目に追加されます。
下の「ショートカットの作成」をご覧ください。 - (2) メニューに直接登録・削除する方法
少し危険です。
以下に説明しますが、メニューの編集には注意が必要です。 - メニューを右クリック>設定>メニュー>「メニューを編集する」をクリック>(左欄のメニュー項目を追加したい場合は右上の「New Menu」で名前とアイコン画像を追加)>左欄のメニュー項目を選択>右上の「New Item」でName, Command, アイコン画像, を登録します。Commentは普通は書きません。
- 「Command」の記入、とアイコン画像の登録は、下の「ショートカットの作成」をご覧ください。
- メニューの中の項目を、表示/非表示にする方法:
メニューを右クリック>設定>メニュー>「メニューを編集する」をクリック>左欄のメニュー項目を選択
>右欄のアイコンを選んで>「Show:表示」のチェックをON/OFFできます。 - 自分で登録したアプリを削除する方法:(特に注意が必要です)
メニューを右クリック>設定>メニュー>「メニューを編集する」をクリック>左欄のメニュー項目を選択
>右欄のアイコンを選んで>削除
注意:元からあるアプリを削除すると問題になる場合があります。 - ■ 注意:「コピー・貼り付け・移動・元からあるアプリの削除」は、誤動作したり、関連アイテムが消えてしまう場合があります。アプリをインストールしなおしても戻りません。
- ■ 注意:すでにあるアプリのコマンド名を間違って書換えてしまうと元に戻せませんので、Escキーでキャンセルして元に戻します。コピーは手で書き写す方が安全です。
ショートカットの作成(デスクトップにランチャを作成する方法)
- 次の2つの方法があります。
- (1) メニューの中にあるアプリのアイコンを右クリック>デスクトップに追加します。
- (2) デスクトップ上で直接作る方法です。
- デスクトップ上で右クリック>「新しいランチャをここに作成」で「Launcher Properties」画面を開きます。
- Nameにアプリ名を記入します。
- Commandにアプリのコマンドを記入します。
■ Linuxアプリの場合はアプリの英語名がコマンドになっている場合が多いです。commandoは端末に記入してアプリを起動できます。
例:「端末」を追加する例: Name=端末、 Command=gnome-terminal、 Comment=なし、 アイコン画像=選択画面で、/usr/share/icons/Mint-X/apps/scalable/utilities-terminal.svgを選択
横の「Browse」ボタンを押して、アプリの起動ファイルを探して選択することもできます。
* 実行ファイルをフルパスで記入する方法もあります。
■ Windowsソフトの場合は、コマンドの記述が特殊になります。
「Wine Windows アプリ ソフトのインストール方法」をご覧ください。 - Commentには、通常記入しません。
- 左の(ロケットの)画像をクリックして、画像のあるフォルダを開き、画像を指定します。
画像は、コマンドfind / -iname '*xxxx*' 2>/dev/nullで検索できます。
他の方法として、ロケット画像をクリックしたときに開く画面の左欄の「Application」で/home/xxxx/.local/share/icons/の中にあるpng一覧(約1000種類)が開きます。そこに見つかればそれを使ってもいいです。複数のサイズの画像の中からどれかが表示されます。
■ Windowsソフトの場合、exeの中に内蔵されているicoファイルを抽出して使うことができます。
「Wine Windows アプリ ソフトのインストール方法」をご覧ください。
画像が見つからない場合は、自分で作成します。GIMPで96X96pxのpng画像を作るといいです。 - 以上の記入ができたら、OKを押します。
するとメニューに登録する画面が出てきますので、「はい」を押すと、メニューの中の「その他」の項目の中に追加されます。
- デスクトップにできたランチャは別のフォルダーにコピー・移動できます。
コマンド(起動プログラム)のある場所
- 端末で
which xxxx とすれば、コマンドの場所が表示されます。
- メニューにアイコンがある場合
メニューの編集からコマンドを調べることができます。
ただし、メニューの編集は注意が必要です。むやみにいじると問題が起きる場合があります。
メニューを右クリック>設定>メニュー>「メニューを編集する」>左欄でカテゴリを選択>右欄で目的のItemを選択>その左の「プロパティ」でコマンドを見たら、他のところは触らないで、直ぐに「キャンセル」で閉じます。 - メニューにアイコンがない場合
■ コマンドになる起動ファイルは、だいたい次の場所にあります。
/usr ユーザーの各種アプリ・プログラム、プラグイン等が入るフォルダです。
中に /usr/lib, /usr/bin, usr/sbin, /usr/src, /usr/shareなどがあります。
/usr/share には各種アプリの関連ファイルが入っています。
/usr/share /applications の中に「アプリの起動ファイル」がだいたい入っています。
/opt には、サードパーティー製アプリ comodo など が入っています。
/bin には、 Linuxコマンド:一般的なもの。 ls などのLinuxコマンドが 150個くらいあります。
/sbin には、Linuxコマンド:管理的なもの。swapoff などのLinuxコマンド。270個くらいあります。
ファイルシステムの全体構成は、「Linux Mint の知識」を参照してください。
■ インストールしないで、ファイル単独で起動するものもあります。(例:.appimage)(Linux Mint アプリソフトのインストール方法をご覧ください。)
その場合、一般的には、そのファイルのパスをコマンドに記入します。 - Windowsソフトの場合は、プログラムは.wineの中にあります。
アイコン画像のある場所
- アイコン画像は、コマンドfind / -iname '*xxx*' 2>/dev/nullで見つけられます。
- メニューにあるアプリのアイコン画像は、普通は/usr/share/以下のフォルダに入っている場合が多いです。
96X96px、48X48pxの、svg、svgz、pngが一般的です。
他にも、/home/xxxx/.local/share/icons/の中にpng画像があります。 - Windowsソフトの場合は、exeの中に内蔵されています。コマンドでicoを抽出して使うこともできます。
Windowsソフトをメニューに登録する方法
- 登録方法はLinuxとは異なります。「Wine Windows アプリ ソフトのインストール方法」をご覧ください。
メニュー/パネル/自動起動/効果音
メニューのカスタマイズ
- メニューの中の「最近使ったファイル」の項目を消したい場合:
(Mint17ではメニューを右クリック>設定>開いた「最初の画面」の上から4行目に、「最近使ったファイルを表示」という項目がありましたが、その後その項目はなくなりました。)
「最近使ったファイル」を「表示する/表示しない」の設定は、
メニュー>設定>システム設定>「プライバシー:個人情報」でできます。 - メニュー設定上の注意:
メニューを右クリック>設定>で出てくる画面にはMint17の場合はアプレットと書いてあり、不適切です。その後のバージョンからは、修正されて、メニュー設定画面となりました。
この画面の「ブックマークと場所を表示」と「カスタムアイコンを使用」と「アプリのスクロール有効」のチェックは外さないほうがいいです。
「ブックマークと場所を表示」の意味が分かりにくいです。これをONにすると、メニューの中に「場所」というアイコンが出てきます。これにマウスオーバーすると、ファイラーのサイドバーにあるフォルダーが表示されます。サイドバーのフォルダは、ファイラーで、フォルダを選んでメニューバーのブックマークを押すことによって追加できるものです。
ファイラーで間に合うものなので、OFFにしておいてもいいかもしれませんが、分かりにくい場合はONのままでもいいと思います。 - メニューを右クリック>設定>中央の横バー「メニューを編集する」をクリック>使わないアプリのチェックを外すことで、メニューに表示しないようにできますが、ここでの設定は、誤動作がありますので、あまりいじらないほうがいいです。
注意:同じ名前のものが複数あっても中身が違いますので、同じ名前でも削除しないようにします。プロパティを見れば違いがわかります。 - メニューを通常のクリック>メニュー項目からアプリケーションを探して右クリック>
「パネルに追加」、「デスクトップに追加」、「お気に入りに追加」、「アンインストール」、の4つができます。
「お気に入り」とは、メニューの左欄に出るアイコンです。つかんで上下に移動できます。下の3個のアイコンは触らないようにします。左欄から消す場合は、再度、メニュー項目からアプリケーションを探して右クリック>「お気に入りから削除」をクリックします。
アンインストールを押すとアプリがアンインストールされてしまいますので間違わないようにします。アプリのアンインストールは、インストールした所(例えばソフトウェアの管理)から削除します。 - メニューの中のアプリの登録/表示/非表示、は上の「アプリの メニュー登録/ランチャ(ショートカット)/アイコン作成」を参照してください。
パネル/タスクトレイのカスタマイズ
- パネルとは、デスクトップ画面の下にあるバー(タスクバー)のことです。
- パネルのデザインは、Mint 19 では、Traditional と Modern に切り替えできます。
メニュー>設定>Welcom Screen>Desktop Layout で切り替えできます。
Traditionalは、従来のタイプで、アプリの起動数ごとにアイコンが表示されます。
Modern:アプリのアイコンがグループ化(grouped windows)されます。 - パネルの左端は:「メニュー」と「デスクトップ」のエリアです。
注意:デスクトップのアイコンを押しても何かが(デスクトップというものが)立ち上がるわけではありません。画面上に開いているファイルを下に沈めるだけです。
メニューとデスクトップは右クリックで削除できますが、消すと復活が大変です。
○メニューとデスクトップを右クリックで削除した場合の戻し方:
パネルの中央あたりの空いている所を右クリック>「パネルにアプレットを追加」をクリック>(アプレット画面の状態:「インストール済み」タブで、表示が「全てのアプレット」の状態で)「Menu」または「Show desktop」の行の右端を右クリック(バージョンによっては画面下の+印を押す)>パネルに追加で緑ボタンを表示>パネルの中央にアイコンが現れる>アプレット画面をXで閉じる。
○中央にできたアイコンを左端に移す方法:
再度パネルの空いている所を右クリック>「パネル編集モード」にする>パネルの中央に出来たアイコンをつかんで左端に移動>パネルの空いている所を右クリック>パネル編集モードを再度クリックして編集モードを終了。 - パネルの左端から少し右寄りのエリアはFirefox、ファイル、端末などのアプリのエリアです。
右クリックで削除できます。
○Firefox、ファイル、端末などのアプリを消してしまった場合の戻し方:
その他のアプリを追加する方法も同じです。
メニュー>メニューの各項目の中から目的のアプリを探す(例:端末はアクセサリ項目の中)>右クリック>「パネルに追加」で追加できます。
○ここに、メニューにないランチャを登録することもできます。
既にあるFirefox、ファイル、端末などのアイコンを右クリック>【追加」でランチャの登録ダイアログがひらいます。後はランチャの登録方法に従って登録します。
○パネルの左端のアプリの並び替え:パネルの中に出来たアイコンつかんで移動します。 - パネルの右端は: アプレットのエリアです。Windowsのタスクトレイです。
カレンダー, ネットワーク, サウンド設定, アップデート状況などのアプレットの他に、アラームや付箋紙、日本語入力モード、Kazamなどの常駐アプリもここに表示されます。 - アプレットとは、トレイに表示するアプリで、操作や表示用のアプリです。アプレット画面の中から必要なものだけ選んでトレイに表示します。
- アプレットの表示/非表示はアプレット画面から変えられます。
- アプレット画面の出し方:
パネル(タスクバー)の中央あたりの空いている所を右クリック>「パネルにアプレットを追加」をクリック>アプレット画面が開きます。
通常は「インストール済み」タブで、「全てのアプレット」の状態で設定をします。
項目の列の右端を右クリックすると、緑ボタンが消えます。列を選んでから画面左下の「パネルに追加」で、緑ボタンが付きます。
緑のボタンが付いているとタスクトレイに出る状態になっています。
(アプレット画面は、メニュー>設定>アプレット、でも出せます。) - アプレット画面の、Menu, Network Manager, Notifications, panel launchers, Removable drives, Sound, System Tray, User Applet, Window list, Window Qick List は消さない方がいいです。消すとそれを使っているアプリは操作できなくなります。
- アプレットは、アプレット画面の右下の「デフォルトに戻す」で元に戻せます。日時はそのままです。
- 日時表示は、アプレット画面のCalendarの上(またはトレイの時計)を右クリック>設定>カスタムなフォーマットで変えられます。記号の説明は、フォーマット形式>REFERENCEをクリック。
例1: %S %a %Y/%m/%d %H:%M = 秒 曜日(水) 年/月/日 時:分
例2: %A %B%e日 %H:%M - %S = 水曜日 7月 7日 15:30 - 15
フォーマット=%A%B%e%H%M%Sの意味は曜日・月・日・時・分・秒です。
%Y%m%dは年月日(数字のみ) %aは曜日(1文字) です。
間に好きな文字を入れることができます。
例: %Y/%m/%d(%a) %H:%M - %S →2020/11/24(火) 19:01 - 13 - 日付・都市の時間・ネットワークタイム取得の設定は、メニュー>設定>日付と時刻で設定します。
- もしパネルが正常に表示されなくなった場合は、非常事態ですので対策として、パネルの空いている黒い所を右クリック>トラブルシューティング>全ての設定をデフォルトに戻す、でだいたい戻ります。
その際、ホットコーナーの設定などがリセットされる場合がありますのでいろいろと確認し必要に応じて再設定します。 - タスクバー(パネル)の高さ(太さ)を変更する
細くしたり太くしたりできます。メニュー>設定>パネル、でパネル画面を出し、「特別のパネルサイズを利用」をON、「Allow Cinnamon to scale...」(文字サイズの連動)をOFF/ONで、「Panel height」のスライドバーで調節します。 - 日本語入力表示方法 Fcitx
パネルの右端(トレイ)の中のアプレットの System Tray が Off になっていると、日本語入力のアイコンが出なくなります。
どうしても出てこない場合は、代替の「日本語入力アイコン」を出すことができます。
>メニュー>設定項目の中のFcitx設定>外観>状態パネルを隠すモード=「トレイアイコンが有効なときに隠す」を「自動」に変えます。>適用で完了です。
日本語入力の時に【ペンギン、あ、あ、スパナ、月、キーボード】のマークが出ますので、ペンギンをつかんでデスクトップの右下に移動します。ペンギンが消えたら、再度漢字キーを押せば出てきます。月のマークはテンキーの半角変換です。 Fcitx 設定画像
アプリの自動起動
- アプリを、PCの起動時に自動起動するアプリ・プログラムを追加・削除できます。
- 追加方法:
- 先に、メニュー>目的のアプリを右クリック>デスクトップに追加、でデスクトップにアイコンを作ります。
- 次に、メニュー>設定>「自動起動するアプリ」で画面を開きます。
- その画面に、先にデスクトップ作っておいたアプリのアイコンをドラッグ&ドロップします。アプリが追加されます。
- 別の方法として、追加で、アプリのプロパティ情報から、名前、コマンド、説明、を書き写し、
Startup Delay:に遅延時間を記入しても追加できます。
ただしこの方法は、記入を間違ったり、プロパティの記載を消したり書換えたりすると、すでにあるアプリに影響が及びますので注意が必要です。 - 追加後、有効をONにします。
- 遅延時間は、PCの起動時の処理に時間がかかる場合は状況に応じて、3, 6, 10,30,100秒などに設定します。複数ある場合はずらしたほうが動作が安定します。
- デスクトップに作ったアプリのアイコンは用が済んだらゴミ箱に移します。
- ファイラーを自動起動ですぐに開くのは望ましくありません。起動中に開くと後々遅くなります。
応答が遅い/動かない/フリーズした/起動できない
応答が遅い メモリーの使用量が多い
クリックしてからの応答が遅い場合、次のような原因が考えられます。
- メモリーの使用量が多い場合。
メニュー>システム管理で、システムモニターを開いて、メモリ使用量の多いアプリ(Firefox, nemo, 画像閲覧アプリなど)を調べます。使用量の多いアプリを開き直すと使用量が下がり、速くなります。
◎ Firefoxは使用量がどんどん増えていって何GBにもなります。一度閉じて開き直すと軽くなります。
◎ Nemoも使用量が増加していきます。その場合は、システムモニターでNemoを「プロセスの終了」で終了して開き直すと軽くなります。
◎ Cinnamon も使用量が増加していきます。
システムモニターでCinnamonを終了すると動かなくなります、危険です。
リセット方法:
1. まず、Desktopで右クリック>ランチャを作成>NameとCommandの欄に、
cinnamon --replaceと記入>OK>「メニューのその他に追加する」>Yes。
2. 次に、必ずnemoを起動しておきます。
3. デスクトップのCinnamonのアイコンが見えるようにしておきます。
4. Cinnamonが起動している状態でCinnamonのアイコンをダブルクリックします。これでCinnamonが再起動します。 - アップデートマネージャーが更新情報をチェック中。
- アップデートが進行中。
- アプリをインストール中、または削除中。
- アンチウィルスアプリが常駐し、リアルタイムがONになっている。
- 常駐アプリが動いている。特にネット関係のアプリ。→常駐アプリを終了させる。
- 不要なアプリが自動起動で常駐している。
メニュー>設定>自動起動「自動起動するプログラム」で、明らかに不要なアプリの自動起動をOFFにします。 - OS起時のアプリの自動起動のタイミングが悪い。
タイミングが悪いと、起動後に後々遅いかもしれません。
その場合は、メニュー>設定>自動起動するプログラム(Startup Applications)>プログラムを選択>編集>Startup delay、で少し時間を遅らせてみます。
複数ある場合は、それぞれ時間を変えた方がいいかもしれません。あまり使わないものは有効をOFFにするといいかもしれません。 - Firefoxのスクリプトの実行に時間がかかっている場合。
「スクリプトは処理に時間がかかっています。停止するか、続行させるか選択してください。」
と出たら、続行させて待ちます。何回も出る場合は停止するを選びます。
この表示を出すまでの時間を変えられますが、処理を速くできるわけではないので意味がありません。(→下のFireroxの設定8) - Firefoxのプロファイルに問題が起きている場合。
プロファイルをリセットして、データを引き継ぐと、問題を修復できます。
Firefoxプロファイルの管理 Firefox をリセットするには プロファイル を参考にしてください。ただしアドオンは引き継げません。 - スワップが起きている場合。非常に遅くなります。
その場合は sudo swapoff -a && sudo swapon -a でRAMに移動してリセットできます。その場合Firefoxなどメモリの使用量の大きいアプリは閉じてメモリの使用量を減らしておきます。
SWAP スワップの防止対策がしてない場合は、最初の設定方法 を参照してください。 - キャッシュをRAM化していない。
RAM化する方法は、最初の設定方法 を参照してください。 - ドライブの読み書きが遅くなっている。
空き容量が少なくなった場合。→空きを増やす。
USBメモリやSSDの寿命劣化で遅い、プチフリする。→空きを増やす。→交換。
HDDの断片化が大量。→交換。 - 処理中で遅くなっている場合は、しばらく待ったほうがいいです。
あちこちクリックしたり、何かのキーを押せば動くということはないです。かえって処理を遅らせてしまいます。 - 処理中にPCをOffにすると後々問題になる場合があります。
- 処理中のままでフリーズした場合。
動かない、フリーズした
Mintが動かなくなって、フリーズする場合が、まれにあります。
フリーズには次のようなものがあります。
1:特定のアプリで、決まった動作で必すフリーズする場合
- VLCの再生で、再生ファイルが無い、再生ファイルが異常の場合に必ずフリーズします。
- Mint17に付属していたGeditで、ある動作をすると必ずフリーズしました。
2:豆腐文字がでて、画面の表示が異常になった場合。
- Mint(または元のUbuntu)のバージョンとWineとの不整合によるらしい?問題で、たまに何もしない状態で突然起きます。
何かの操作で起きることもありますし、サスペンドからの復帰で生じる場合もあります。 - そのような場合は、何もしないで、「シャットダウンの方法」でPCをストップさせます。
- この場合、むやみに操作するとと問題が起きます。
3:正しい場所をクリックしても反応しなくなった場合。
- 単に応答が遅いだけの場合もありますので、しばらく待ちます。
- ネットワーク、USBハブ、Firefoxなどの処理、ファイルの解決、起動プログラムの失敗、USBメモリの問題、ドライブ問題、プチフリ、などが考えられます。
- 応答がくる前に(処理中に)、無理に操作した場合に、フリーズしたり、OSが壊れて起動できなくなったことがあります。
- アプリによっては、何かの組み合わせで、異常になることもあります。
- このような場合、無闇にクリックしたり、無闇にキーを押さない方がいいです。
- 何分たっても動かない場合は、次の方法でシャットダウンします。
4:フリーズした場合のシャットダウンの方法
- しばらく待っても動かない場合は、次の方法でシャットダウンします。
- Alt+PrintScreen を押し続けた状態で、
R→S→E→I→U→O (アールセイウオー)と約2秒ずつ順に押します。
忘れないようにメモに書いてPCに貼っておくといいです。 - それでもダメな場合は、「電源キーを10秒押して」でPCを止めます。
- シャットダウンに15分かかったことがありました。
2時間たってもロゴが出たままで止まらないこともありました。その場合は、電源スイッチを10秒押します。 - 再度起動する場合は。10秒待ってから、電源スイッチを押します。
- 再度起動すると、Fiferoxだけはフリーズする直前の状態に戻ります。
Mintが起動できない
- PCやUEFIが起動して、Mintに入る前に、Mintの入り口で止まってしまう場合:
最低でも15〜30分待ちます。 - それでも動かない場合は、重症です。Cinnamonが壊れた、ドライブやUSBが不良、USBメモリーがマウントできない、などで起動できなくなります。動かないので復元ポイントも使えません。
- Safeモードや、Mモードというので動く場合もありますが、期待できません。
- 動かない場合は、Mintのデータの救出が最優先になります。
PCが起動しない。
- MBなどハードが問題を起こす場合があります。
PCに接続しているUSBメモリー、コネクタ、スイッチ、ケーブル類の接続をよく確認します。
古いものはコンタクトスプレーがおすすめです。 - 処理中に、PCのスイッチをOFFにしたり、処理中のDVDや、USBメモリを無理やり外すと、問題が起きます。
- PCに違うOSを接続したことがある場合:
UEFIが覚えてしまっている場合があります。その場合は、UEFIに入って起動ドライブを再設定します。 - PCは、静電気で問題を起こします。湿度40%以下の場合は問題が起きやすいです。
- 電源スイッチを押すときは強く押して、離すときは速く離すと、接触不良を防ぎげます。
- PCが動かない場合は、このサイトの中のUEFI(BIOS)設定の知識 のページを参照してください。
その中の、「UEFI(BIOS)の注意事項 CMOSクリアとCMOS電池の交換」や「参考2: PC起動の不具合」が参考になるかと思います。
シャットダウン/サスペンド/休止状態の違い
終了のしかた
- メニューからマウスで行います。
- メニュー>メニューの左欄の下にある「12時の黒いアイコン」を押すと、シャットダウン、再起動、サスペンド、休止状態、キャンセル、が選べます。
この段階で考えていると、60秒後に自動的にシャットダウンします。どうするか速く判断します。 - その上の「3時の黒いアイコン」を押すとユーザー名とパスワードの記入が必要になります。
- シャットダウン、サスペンド、休止状態の違いについて次に説明します。
シャットダウン
- 電源オフになります。
- メモリーをリセットしたい時、状態をリセットしたい時、システムに大きな変更を加えた時、PCがおかしくなった時は、シャットダウンします。
- シャットダウンの前に、起動ファイルはすべて閉じておきます。
Fifefox は画面が閉じていても、中で起動していて問題を生じる場合があります。システムモニタで確認した方がいいです。 - シャットダウンに時間がかかっているときは、終わるまで(15分くらい?)待ちます。
- いくら待っても終わらない時は、上の「フリーズした場合のシャットダウンの方法」で止めます。
サスペンド
- RAMに電気を供給し続けるので、RAMの内容はそのまま保存されます。消費電力は1〜2Wくらいです。
- 起動が速いのが特徴です。SSDの場合は1秒、USBメモリやHDDの場合は2秒くらいで復帰します。
- 復帰は、Shift、Ctrl、Alt、などのキーを押します。ノートPCの蓋を開けても復帰します。。
- 復帰できない場合もありますので、書きかけのファイルは保存しておきます。
- ノートPCの蓋を閉じた時にサスペンドさせない方法
メニュー>設定>電源管理>「蓋を閉じた時何もしない」にします。 - 自動的にサスペンドする方法
メニュー>設定>電源管理>「次の時間アイドルが続けばサスペンドする」で設定できます。
サスペンドは手でやったほうが無難です。 - サスペンドが終わらないうちに何かすると、トラブルの元になります。
- 処理中、交信中にサスペンドすると復帰時に、フリーズする場合があります。
- 復帰時にフリーズする場合は、サスペンドは使わない方がいいです。サスペンドの問題は症状が複雑で難しいです。
参考:Lubuntuでサスペンドから復帰しない ubuntu ThinkPad X31でサスペンドしないので - スケジュールで自動復帰させる方法
Alarmclokなどでスケジュールでアプリを実行させる場合、その前にサスペンドから自動復帰させる方法もあります。
指定した時間に PC を立ち上げる(Linux)
Linux - rtcwake で指定時刻に自動復帰!
rtcwake - 指定時間になったらスリープ/休止状態/電源OFFから自動的に復帰
サスペンドからの時間指定による復帰の覚書
指定した時刻(cron実行の5分位前)にサスペンドから復帰したい
cronをsuspend状態からでも、実行できるようにする。ubuntu 8.10
休止状態
- 使うメリットは少ないです。
- RAMの状態をハードドライブに保存して終了し、起動時にそこから読み込みます。
- 終わるのにも、起動するのにも時間がかかります。寿命的にも不利です。
- 消費電力はサスペンドよりわずかに低くなるだけです。
- 休止状態の選択ボタンは、状況によっては表示されません。
シャットダウン、サスペンド、休止状態の違いの表
違いを表にしてみました。おおよその目安であって正確なものではありません。Linux
Mint 17 の終了と起動時間の比較 (おおよその目安です) |
|||||
SSD | USBメモリ |
消費電力 |
|||
終了 | 起動 | 終了 | 起動 | ||
シャットダウンから起動 |
1〜3秒 |
10〜15秒 |
2〜6秒 | 50〜150秒 |
1W |
サスペンドから起動 |
1〜2秒 | 2〜3秒 | 2〜8秒 | 2〜6秒 | 2W |
休止状態から起動 |
10〜20秒 | 5秒 |
100〜200秒 | 10〜20秒 |
1W |
* Mint18(Ubuntu16) Mint19(Ubuntu18) Mint20(Ubuntu20) とアップデート後のOSが複雑化肥大化するに連れてSSDでも、起動が1分とか2分とか遅くなります。
Firefoxのアドオン
おすすめの Firefox アドオン
アドオンを入れると更に使いやすくなります。◆Add-ons for Firefoxのサイトから検索して、そのLink画面を開いて+Addボタンを押します。
警告の「このサイトはFifefoxに1個のアドオンを求めています。」と出てきた場合は、その右下の「インストール」をクリックします。Firefoxの再起動が必要とでたらそのボタンを押します。
その後、Firefoxの、ツール>アドオン>拡張機能 で設定をします。
◆Firefoxのツール>アドオン>拡張機能 で開く画面の検索欄にアドオンの名前を入力してインストール出来る場合もあります。
◆2017年、以前のアドオンは全て使えなくなりました。代わりの方法を紹介します。
- (新) Yet another smooth scrolling WE:高速スクロール
画面のスクロールを速くできます。
(検索欄で出てこない場合は ここのAdd-ons からインストールします。)
スクロールを速くできます。加速がついて更に速くなります。
設定例: 画面端での跳ね返りは、オプションの跳ね返り効果でOFFにします。キー関係もOFF。
移動単位105、スムースネス初動20、スムースネス50、加速の感度190、1.0、
赤緑青の3種類とも同じ設定にして、ゆっくり回せば4行ずつ、速く回すと1回で200行くらい送れます。
古いVer.は Yet another smooth scrolling でした。 - Tab Mix Plus の代替
2017年の新Firefox では使えなくなりましたので、代わりの対策を説明します。
■ 前回のセッション(画面・タブ)を復元
Firefox の設定に、起動時に「復元」する設定があります。
編集>設定>起動>「前回のセッションに復元する」をONにします。
この場合、最後に閉じた画面だけが復元されます。
複数画面を復元するためには、メニューバーの左端のファイル>終了 またはCtrl+Qで全画面を同時に閉じます。
■ .mozillaの中のsessionstore.jsonlz4とsessionstore-backupsフォルダの中のものを仮のフォルダTMPに保存して、sessionstore.jsonlz4として入れ替えても復元できます。
■ 一画面づつ閉じた場合は最後の一画面だけになります。
クラッシュした後やシステムモニターでプロセスを終了した場合は、全ての画面が復元されます。
参考:新アドオンのTab Sesshion Manager でもある程度復元ができますが、タブの送り戻しのボタンの中の内容は復元できません。
■ タブの多段表示
多段表示の方法は有志がネットにアップしています。ただし問題は、Firefoxがほぼ毎月Ver.アップするために、以前のものが使えなくなります。(その場合新しい方法が見つかるまでは、多段タブ表示は諦めて、列がいっぱいになったらFirefoxを複数開くといいです。推測ですがFirefoxの方針として、多数のタブを開くとメモリーが何GBも必要になるので、アップデートによってあえて使えなくしているような気がします。)
Firefox69(2019.09.05)で、Firefox69で多段タブ表示が使えました。(幅160高さ23にしました。)
ただしLinux Mint 18と19の場合、Wineをソフトウェアの管理にある古いWineを使うとフリーズします。 - (新) Adblock Plus:遅い広告処理をブロック
設定で「控えめな広告の許可」をON(デフォルト)にすると、かなりの広告が表示されます。 - (新) Google Translator for Firefox Webページの全文翻訳が別画面で表示されます。
Firefoxのメニューバーのアイコン[T]を右クリック>翻訳で翻訳されます。
設定で日本語を選んでから、その下の[SAVE]をクリックして有効にします。
この機能が使えなくなっても、Googleの翻訳サイトに、URLを入れてクリックすれば全文翻訳になります。 - (新) Page Saver WE:Webページの画像キャプチャ
旧Pearl Crescent Page Saverの代わりです。
長いページはメモリーオーバーでフリーズします。
取り込みが終わると、保存先と名前を決めて、保存ボタンを押します。 - weblioSearch 英単語を選択すると、コンテキストメニュー(窓)に和訳が出ます。
- (古)ScrapBook(ページの保存)の代替
Firefoxの保存では、見た通りに保存できない場合が多いです。
ScrapBookの代わりになるものは見つかりませんでした。
Save Page WE 1ファイルとして保存されますが、表示出来ない場合があります。
Print Edit WE 編集して保存できますが使い方が難しいです。参考
他にScrapbookQ←使い方 Web ScrapBook SingleFile Waterfox による方法 など。 - User-Agent Switcher:Yahooの動画が見られます。
メニュー欄に現れたアイコンをクリック>Firefox のマークを押す>この状態で見れます>見終わったら、丸にチェックのついたアイコンを押して元に戻しておきます。
Google の設定
https://www.google.co.jp/ で設定する場合です。
1 Gogele にアクセスできなくなったら ( I'm not a robot )
- Googleの検索数を増やしたり、短時間に何回も検索したりすると、Googleにアクセスできなくなる場合があります。
IPアドレスが拒否されますので、Google にアクセスできなくなります。 - その場合の一時対策として、他の検索エンジンも使えるようにしておくといいです。
- ロボット検索でないことを証明すれば、再び Google にアクセスできるようになります。
I'm not a robot (私はロボットではありません)という表示の横にある四角のチェックボックスをクリックします。その次に、
Select all squares with [ 〜 ] (〜に関係する四角のボックスを選んでください)というメッセージと四角のマスで区切られた多数の画像が表示されます。
指定された[ 〜 ]のもの(例えば car:自動車 など)が写っている画像をすべてクリックしていきます。
指定された[ 〜 ]の意味がわからない場合は、丸矢印を押して別の質問を表示できます。
VERIFY を押して、次々に画面が変わる場合は、すべて指定されたものをクリックして行きます。
最後に VERIFY を押して Submit を押します。 参考:webnots.com - 回復するまでの予備として Yahoo、 DuckDuckGo、 Bing などをブックマークに登録しておくと便利です。
2 Google 検索の設定
- 検索結果画面で、検索期間を指定する方法
1. 「ツール」ボタンを押して、現れる「期間指定なし」を押します。
2. 「期間を指定」を押すと、開始日を記入できます。
カレンダーから選んで変更できます。
終了日を記入しない場合は現在までになります。 - 検索言語を指定したい場合
「設定」を押して「言語」を選びます。通常は日本語になっています。 - 「Googleアプリ」 に移動する方法
右上の格子状のアイコン(Google アプリ)を押して、Youtube 翻訳 Gmail などを選ぶことが出来ます。
2 セルフサーチフィルターと表示件数の設定
- 不適切なサイトをブロックして、表示件数を増やす。
表示件数を増やすと、「I'm not a robot」が出る確率が高いです。サーバーの負荷対策らしいです。
1. 検索結果画面で「設定」を押して「検索設定」を選びます。
2. 「セーフサーチフィルター」 にチェック
3. 「インスタント検索の結果は表示しない」 にチェック
4. 上の2.の設定をすると、「1ページの表示件数」を設定できます。
1ページ20件以内が無難です。
5. 別画面で開きたいときはマウスの中クリックで開けますので、「結果ウィンドウ」はそのままにします。
6. 「保存」をクリックで設定OK。
7. 「 戻る」ボタンを押すとリセットされるの、そのままの画面から検索します。
3 Cookie、検索履歴、プライバシーの管理
- Cookie (クッキー)のアクセス情報は削除できます。
サイトの Cookieを削除すると、設定がリセットされ、パスワードなどは再度入れる必要があります。 - Cookie の削除方法
Firefoxの編集>設定>プライバシー>Cookie・サイトデータ>「データーを管理」>検索欄にGoogle と記入>必要以外のCookieを選択して削除>「変更を保存」。
Google と Youtube は関係しているみたいです。 - Googleは検索履歴を保存して、次回の検索結果に似たものを表示します。
検索履歴を保存させない設定もできるようになっています。 - Googleに検索結果を保存させない方法
1. Googleアカウントが必要になりまた。
2. 検索画面の上か下にある「設定」マークを押して「履歴」を選びます。
3. 「保存は有効」の横のボタンを動かして無効にします。
4. 設定したら、戻りボタンは押さないでその状態から検索します。
5. OKボタンがない場合は戻るボタンを押します。 - Google アカウントでは、プライバシー・アクティビティ(Web動画のアクセス・アプリの使用・移動場所・音声・行動・IPアドレス・メールデータ・パスワード)の管理ができます。自分しか見れないものですが、同じ種類のものばかり表示させないように設定することもできます。
4 サイトの翻訳で 400. エラーで翻訳できない場合
- Cookieを削除します。googleで削除すると、すべて消えますので、translateでgoogle関係を削除するといいです。
- アカウントのパスワードは一応残りますが再確認が必要になります。その他の設定はリセットされます。
Youtube の設定
https://www.youtube.com/ で設定する場合です。
1 Youtube 再生の設定
- 自動再生のON/OFF
Youtube の動画の再生は、デフォルトで自動再生になっていて次の再生に移ります。終わったら止まるようにすることもできます。
画面右上の「自動再生/Autoplay」ボタンを左にすると止まるようになります。 - ループ再生
同じ動画を繰り返すには、画面を右クリックして、ループ再生を押します。 - 動画の順番を決める方法
アカウントでログインして、プレイリストを登録すれば好きな順に並べることができます。 - Youtube の動画に音声の字幕(翻訳文字)を出す方法
動画画面の下のバーで、字幕ボタン(□またはcc)を押します。
字幕の言語は上の4で設定した言語になりますが、表示歯車のボタンを押して、一時的に別の言語に設定できます。この設定は、次の動画を見るとリセットされます。
英語が聞き取りにくい時は、言語を英語にすると分かりやすいです。 - Youtube の表示言語を変える方法
画面の右上または下の所で、「設定」または「言語/Language」を押して、その下から言語を選びます。 - Youtube のコンテンツの国を変える方法
画面の右上または下の所で、「地域」または「コンテンツの場所」を押して、その下から国名を選びます。
2 不適切な動画を表示させない「制限付きモード」
- 「制限付きモード」をONにすると不適切な動画や表示を制限できます。
デフォルトではOFFになっています。 - 画面の右上または下の所の設定マークを押すと設定できます。
「制限付きモード オフ(ここを押すとOFFになるという意味)」(Restricted Mode Off)をクリックして、
「制限付きモード オン(ここを押すとONになるという意味)」(Restricted Mode On)にして保存すると、不適切な動画は表示されなくなります。 - 動画なしで音だけ聞く場合は、検索欄に「タイトルなど」の次に Lylics と入れれば、画像だけのものが再生できます。
3 Youtube 表示履歴を保存させない設定
- Youtube は、次回から、同じ種類のものが表示されます。
- Cookie を使って次の表示を決めています。
- Youtube の Cookieを削除すれば、リセットできます。
- Cookie を削除すると、設定がリセットされますので、パスワードなどは再度入れる必要があります。
- 履歴を保存させない設定は、 Google のアカウントが必要です。
画面の右上または下(下の場合は右側のスライドバーで一番下を出します)の設定マークで設定できます。■ 設定画面がでたら「プライバシー」または「履歴:History」ボタンを押す。
1. 最初に「全ての再生履歴をクリア」をクリックして今まで履歴を削除する。
2. 次に「再生履歴を一時停止」をクリックして「記録を再開(ここを押すと再開するという意味)」の表示にする。
3. 「全ての検索履歴をクリア」をクリックして今までの履歴を削除します。
2. 次に「検索履歴を記録しない」をクリックして「記録を再開(ここを押すと再開するという意味)」の表示にする。
コメント
コメント一覧 (3)
このページにある”メニューのカスタマイズ メニューの中の「最近使ったファイル」の項目を消したい場合:”ですが、メニューを右クリック>設定>の画面で、「最近使ったファイルを表示」の項目はありません。
Linux Mint 18.1 に入れ替えようと思って更新をしていたらコメントに気が付きました。
メニューを右クリック>設定>開いた「最初の画面」の上から4行目に、「最近使ったファイルを表示」という項目があります。そこのチェックを外したら出てこなくなりました。
「最近使ったファイル」を「表示する/表示しない」の設定は、
メニュー>設定>システム設定>「プライバシー」または「個人情報」で設定できます。