Linux Mint 最初の設定

Linux Mint をインストール後に最初に行う設定方法を説明します。
画面左下のFirefoxのアイコンからFirefoxを起動させて、このページを出しておくと設定しやすいです。「Linux Mint erina」で検索すれば出てくると思います。

画面ロックの解除

  • インストールしたらすぐにアップデート(Update)しなければなりませんが、その前に画面のロックを解除します。長時間ついていて対応が必要ですので、ロックされると困ります。
  • 何もしないで10分たつとロックがかかって、パスワードが必要になります。
  • メニュー>左サイドの歯車アイコン>Screen Locker(画面ロック) ですべてのロックのチェックを外します。

ディスプレイOFF、サスペンド時間、スクリーンセーバーの設定

  • 次に電源管理の設定をします。
  • メニュー>左サイドの歯車アイコン>電源管理 で、
    1. Tuen off the screen ・・・(ディスプレイをOFFにする時間)>10分
      OFFになった後、マウスを動かせばONになります。
    2. 次の時間アイドル状態が続けばサスペンドする>無効(オフにしない)
      いろいろの状態がありますのでサスペンドは手でやったほうが無難です。
    3. When the power button is pressed(電源ボタンが押された時) >確認する
    4. Start the screensaver ・・・(作動する時間) >無効(オフにしない)

ログイン時間の解除

  • 10分たつと、再度パスワードでログインが必要になりますので解除します。
  • メニュー>左サイドの歯車アイコン>ログイン画面>パスワード入力>Auto login
    >Enable Timed Login (時間指定ログインを有効にする)のチェックを外します。
  • その上の、Enable Automatic Login (自動ログインを有効にする)はデフォルトのままのチェックした状態にしておきます。

アップデート

  • プログラムやアプリのバージョンの干渉でOSが起動できなるのを防ぐためとセキュリティのために必要です。
  • ロック解除をしたらすぐにアップデートをします。
  • Mint の場合、ubuntuや他のLinuxと違って、コマンドでのアップデートはしません。アップデートマネージャーでアップデートします。Mintでの予想外のトラブルを避けるためです。
  • 画面右下の菱型のアイコンをクリックします。
  • 画面にいろいろ出ていても、とにかく、「更新」ボタンを押します。
  • 1〜5分位して、パッケージのリストが出て止まりますので、「アップデートをインストール」を押します。
  • アップグレードに注意:パッケージのリストが出た時に、全部 Upgrade の欄にチェックが入っていますが、各パッケージのアップグレードであって、MintのOSのアップグレードではありません。そのままにしておきます。(OSのアップグレードは専門家向きで、それなりの対策が必要です。)
  • ここでパスワードを入力します。
  • アップデートはダウンロードとインストールで3〜30分くらいかかります。
    途中で「次の設定ファイルを置換しますか」と聞いてくる場合は、「置換する」で進めます。
    途中で「エラーが発生しました」と表示された場合は、確認して進めます。
    終了すると同時に、アップデートの画面が閉じた(消えた)場合は、右下のアイコンを押して、アップデートマネージャーを開けます。
    普通は「このシステムは最新の状態です」と出たままになります。
    ■赤い危険ファイルが表示された場合は、4, 5 は危険ですので選ばないようにします。
     このことはUser Guidesに書いてあります。
     (Mint 17 Cinnamon (English) User Guides 、Linux Mint 15 MATE (日本語)ユーザーズガイド
     
     4と5を表示させない方法は? いいかどうかわかりませんが試してみました。
     編集>設定>Always show security updates のチェックをOFF 、で4と5が表示されなくなりました。
     デフォルトで、赤の危険ファイルが表示されるのは、Ver.17のプログラムミス?
     編集>設定で見れば、「表示しない」になっているので変です。
     その後改善されたかもしれません。
  • 「・・最新・・」はあてになりませんので、再度、「更新」ボタンを押して確認します。
  • 完了すると、画面右下のアイコンにチェックがついて表示されます。
    以後、このアイコンを時々見ていて、白になったら、クリックして、アップデートをしますが、このマークはタイムラグがあって、あてになりません。アプリやプログラムや外部アプリをインストールするときは、必ずアップデートをします。
  • アップデートマネージャーは、メニュー>システム管理>アップデートマネージャー、からでも開けます。
  • なぜアップデートにパスワード入力が必要なの?
    ウイルスに何かのプログラムを組み込まれたら困るから?
    Linuxではウイルスソフトを使わなくても使えるようにしたいから?
  • パスワードは、右クリックで貼り付けが出来ます。短時間に何回もパスワードを入力する場合は、一時的にテキストに置いておいてコピペすることも出来ますが、紙に書いて貼り付けるのと同様に取り扱いには注意が必要です。

以後のアップデート

  • 何かをインストールする前に必ずアップデートをします。Linuxの基本です。
    画面右下の更新マークがOKになっていても、タイムラグがあって当てにならないので必ずアップデートをします。
    これをしないと古いものと新しい物が干渉して最悪OSが壊れて起動できなくなります。
  • 何ヶ月も更新しないと、次に更新したときに起動できなくなる場合があります。
  • アップデートは最初のうちは、毎日のように必要になります。アップデートはかなり時間がかりますが終わるまで閉じないようにします。
  • 別のワークスペースで実行させておいて、本来の作業をしながら、時々見て、実行を続行させるといいです。ワークスペースについては、次のLinux Mint 17 基本的な使い方で説明します。

フォルダ名を英語名にする

  • 日本語名(カタカナ名)になっていますので、後々使いにくくなります。
  • フォルダーの中に何か入っていると変更できませんので、使い始めない内に英語名に変更します。
  • 処理中に、フォルダーの中に何か入ってしまうと困るので、スクリーンショットやメモを入れておきたいときは、ホームフォルダの中に、自分用のフォルダ(例えば My-Docなど)を作っておき、そちらに保存するようにします。
  • デスクトップ、ドキュメント、ミュージック、ピクチャ、ビデオ、ダウンロード、テンプレート、公開、の8個のフォルダが対象になりますので、中が空かどうか確認します。
  • 画面下のタスクバーの左から4番目の「端末」アイコンをクリック>そこに次のコマンドをコピーして、マウスで貼り付けてEnterを押します。(デフォルト状態では「Ctrl+VやCtrl+Cが使えません。)
    LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
  • 変更画面が出ます。
    「Don't ask me again」(次回から表示しない)に、チェックをして「Update Names」をクリックして英語名に変更します。「Don't ask me again」(次回から表示しない)に、チェックをしないと、次の起動時に、日本語名にするかどうかの画面が出てきますので、その時は古い名前(英語名)を残すようにします。
  • 「Don't ask me again」にチェックを入れた場合で、再びフォルダの言語を変更したい場合は、homeの中を右クリックして隠しファイルを表示し、その中の
    .config/user-dirs.localeを別の所に移動しておきます。無いと新たに作成されます。
  • user-dirs.dirs も別の所に移動しておけば、全てリセットされます。
  • ファイルマネージャーの左欄にある「ホーム」と「デスクトップ」については、右欄の実際のフォルダが英語になってもカタカナ名で表示されますが、別のフォルダではありません。
    実際に指定する場合は、home, Desktopと英語で指定します。(大文字と小文字は違います。)
  • 変更したら、OSを再起動します。
  • 参考サイト
     初心者がLinux Mintを導入する(2) - Yahoo!知恵袋 
     カタカナ表記のフォルダ名を英語表記にするには  

日本語入力ができるようにする方法 

  • Linuxの日本語入力は、Ctrl+Spaceが基本です。Windowsのように、「半角/全角/漢字」キーで入力するには別途下の*3の設定が必要です。
  • 2014年12月〜2015年12月版のMint 17.1、17.2、17.3 の場合は、「Linux Mint 日本語支援サイト」を参考にしてください。2016年6月以後は最初から日本語入力可能になっています。
    2014年6月版のMint 17は、下記の「2014年6月版」を参考にしてください。
  • 「2014年12月版?〜2015年12月版」の要点
    特に要求がなければ、Synaptic パッケージマネージャで 、Fcitx - Mozc をインストールします。
    メニュー>システム管理>「Synaptic パッケージマネージャー」>パスワード>Synaptic画面で設定>設定>「依存関係で推奨したパッケージを考慮する」にチェック(Synapticを最初に使う場合は「依存関係で推奨したパッケージを考慮する」にチェックをします。この設定は次回以後も有効です。)
    >上の「再読込」ボタンを押して反映>検索ボタンをクリック>fcitx-mozcと入力して検索>右欄のfcitx-mozcを右クリック>「インストール指定」にする。「依存により要求された変更を追加しますか?」で、マーク を選択
    >適用>「以下の変更を適用しますか?」>適用>インストール完了>Synapticを閉じる
    >Mitのメニューの設定>「入力メソッド」>「明示的にユーザー設定を選択しますか?」で はい として fcitx を選択>Linux Mint の再起動
    Synaptic パッケージマネージャの基本的な使い方は アプリ ソフトのインストール方法 を参照してください。

    参考:Linux Mint Mate導入後の設定 Linux Mintのインストールとその後の設定 
  • 「2014年6月版」の場合は以下の設定でできました。
  • ・画面下のタスクバーの左から4番目の「端末」アイコンをクリック>そこに次のコマンドをコピーして、マウスで貼り付けてEnterを押します。(この画面ではCtrl+VやCtrl+Cが使えません。)
    sudo add-apt-repository ppa:ikuya-fruitsbasket/fcitx
    パスワードを入力します。途中で止まったらEnterを押します。
  • ・このステップが終わったら、ここでアップデートマネージャーからアップデートを行います。コマンドでのアップデートはしません。
    アップデートマネージャーは、画面右下のタスクトレイのアイコンをクリックして開き、更新ボタンを押します。1,2,3の更新が出ていたら、「アップデートをインストール」を押します。
  • ・次の行を貼り付けます。(折り返していますが1行です。)
    sudo apt-get install fcitx fcitx-mozc fcitx-frontend-gtk2 fcitx-frontend-gtk3 fcitx-ui-classic fcitx-config-gtk mozc-utils-gui
    途中で止まったら y キーを押して、Enterを押します。
  • ・次の行を貼り付けます。
    im-config -n fcitx
  • ・シャットダウンして、再起動します。
  • トラブル対策
    *1 Ctrl+Spaceで日本語入力が出来ない場合
    設定>Languageをいじると、英語になってしまいます。Apply System-Wodeを押す度に英語日本語と順番に切り変わります。英語になっている場合にここを押します。再起動が必要です。
    その下の、Install/Remove Languages は言語そのものを削除してしまいますので触らないようにします。
    *2 日本語入力にしたときに、タスクトレイにアイコンが出ない場合
    タスクバーの中央を右クリック>「パネルにアプレットを追加」>System Tray の右端の緑のマークが消えている場合はそこをクリックして緑にする。
    代替手段として、メニュー>設定>Fcitx設定>外観>状態パネルを隠すモードをデフォルトの「トレイアイコンが有効なときに隠す」を「自動」に変更。月のマークはテンキーの半角変換です。
    *3 「半角/全角/漢字」キーで日本語入力を切り替える方法
    メニュー>設定>Fcitx設定>全体の設定>入力メソッドのオンオフの右端の「Zenkakuhankaku」ボタンを押して設定>Mintを再起動して有効になります。Ctrl+Spaceも使えます。
    *4 日本語の再変換が「変換」キーでできるようにする方法
    日本語入力モードになっている時に、画面右下のトレイの「あ」のアイコンを右クリック>Mozcツール>設定ツール>キー設定の選択=MS-IME
  • ・参考サイト 日本語化 - リナックスミントを使おう

公式リポジトリのミラーサイトを日本にする

  • デフォルトでは米国のミラーサイトになっていますが、日本のミラーサイトに変更すれば、アップデートやアプリのインストールが速くなります。
  • メニュー>システム管理>「ソフトウェアソース」>パスワード入力>公式リポジトリ>ミラー>Main, Baseとも日本に設定して、X印で閉じます。
    閉じる前に、「キャッシュをアップデート」ボタンを押すとアップデートも同時にできます。

Firefox を使えるようにする

 初期状態だと使いにくいので、最初に次のような設定をすると使いやすくなります。

1 メニューバーがない! メニューバーの出し方

  • 初期状態では、メニューバーがありません。
  • 画面の上のタブの横を右クリックして、「メニューバー」のチェックをONにします。

2 ブックマークツールバーの設定

  • よく使うサイト(GoogleまたはYahooなどの検索サイトやポータルサイトなど)を「ブックマークツールバー」登録します。
  • 「ブックマークツールバー」は、画面の上のタブの横を右クリックして、「ブックマークツールバー」のチェックをONで表示されます。
  • 最初に表示されるURL欄の右の検索欄は、特別な検索サイトですので、右端のマーク>カスタマイズ>検索欄をマウスでドラッグして左欄に落とせば非表示に出来ます。
  • URL欄に、GoogleまたはYahooなどの検索サイトのURL
    https://www.google.co.jp/
    https://www.yahoo.co.jp/
    などを入力して、URL欄のアイコンをブックマークツールバーにドラッグして登録します。これですぐに検索できるようになります。
    英語の辞書、Google翻訳、天気、ニュース、などよく使うものを登録しておきます。
  • Mint関連サイトなどは、当面必要でないなら、ブックマークツールバーから削除するか、次の方法で移動しておきます。
    移動方法:メニューバーのブックマーク>全てのブックマークを表示>ブックマークツールバー内のブックマークをつかんで「ブックマークメニュー」という文字の上にドロップします。

3 別タブに切り替える

  • 初期状態では、リンクを中クリックした時に、そちらに切り替わらない場合。切り替わる場合もありますが設定しておいたほうが確実です。
  • 編集>設定>タブ>「リンクを新しいタブで開いたとき、すぐにそのタブに切り替える」 で切り替わります。

4 ホームサイトの設定

  • 最初に開きたいサイト(例えばGoogleまたはYahooなどの検索サイトやポータルサイトなど)を表示しておいて、編集>設定>一般>「現在のタブグループを使用」をクリックします。
  • グループ指定なので、タブを複数開いておくと、全部が一度に表示されますので、普通はタブ1個で登録するといいかもしれません。

ファイアウォールを有効にする

ファイアウォール ufw は最初から入っていますが無効(OFF)になっています。
外部からのアクセスを遮断するために、これを有効(ON)にします。

  • 画面下のタスクバーの左から4番目の「端末」をクリックしてsudo ufw enableと入力しEnterを押します。そこでパスワードを入力します。
  • 次に、sudo ufw default DENYと入力しEnterを押します。これでincoming(外部からのアクセス)は拒否になります。
  • アクティブかどうかはsudo ufw statusで確認できます。
  • (Gufwというアプリをインストールすれば、端末を使わなくてもONにでき、状態確認やその他の設定もできます。)
  • LAN内のPCを接続する場合は、Gufwというアプリで許可できます。
    別々のPC同士をLANでつなぐ場合は、「Linux Mint 17 基本的な使い方」を参照してください。

 Ubuntuのソフトウェアファイアウォール:UFWの利用 ufwでファイアーウォールを設定 - Linux Salad 
 gufwのインストール・設定 - Ubuntu ファイアーウォールの設定をする Gufw - Ubuntu 14 Gufw 

SWAP スワップの防止

元々のLinuxは、RAMが空いていても、SWAP領域を使う設定になっています。スワップに入ってしまうと、SSDでもRAMの何百倍も遅いので、速度が遅くなり、寿命的にもよくないです。
次の対策をするといいです。
 
MintはRAMが空いていても、デフォルトで、SWAPに書き込む設定になっています。RAMが4GBの場合では、システムモニターのリソースのメモリが50%以上使った状態で、その右のスワップを見たら、スワップに入っていました。
注:システムモニターのリソースのメモリ(の使用量)は、プロセスタブに表示されている各プロセス(アプリやプログラム)が使っているプロセスメモリーの合計です。(1つのアプリでも使われたものも残って増えていきます。)例:Firefoxは使っているとFirefoxのプロセスメモリーがどんどん何GBにも増加していきますが、閉じれば消えます。
スワップされるのはプロセスのメモリです。プロセスの実行には、バッファやキャッシュも必要ですので、Mintが全体のバランスを考えてプロセスメモリが100%にならなくてもSWAPに移します。
◆一旦SWAPに入ってしまうとなかなか出て行きません。シャットダウンすればリセットできます。
スワップがおきると、処理がかなり遅くなります。SSDやUSBメモリの場合は寿命的にもよくないです。なので、ファイラーの「ファイルシステム」の中の
/etc/sysctl.confというファイルの最後に、
vm.swappiness = 0
の1行を追加するといいです。これによって、デフォルトの60(MAX100)が0になり、SWAP頻度が少なくなります。
ファイルを開けて中に追加するには、書き換え不能になっていますので、ファイルが入っているフォルダの空いているところを右クリックして、[Rootとして開く]で開いてからその中のファイルをクリックで開いて記入します。
vm.swappiness=0は重要 | Ore no homepage (SWAPの利用率を下げる方法が出ています)
どうしてメモリはスワップするのか!? (RAMの不足の他に、RAM内の空き部の断片化、実際の空き量も関係)
カーネルパラメータvm.swappiness によるスワップの最適化 (頻繁にスワッピングが発生するのが困る場合)
めも - 高速化計画その3 vm.swappiness (SWAPの利用率を下げる方法が出ています)
スワップされて困っちゃうのでswappinessを設定する (100だと悪影響を及ぼすレベルでガンガンスワップする)
RAMが1GBもなかった昔は100にして、できるだけSWAPさせて、バッファとキャッシュに使う量を確保したらしいです。
1や10だと時々SWAPに40kBとか入ってきましたので0にしました。
メモリが4GBの場合の例ですが、0でも、たまに入ってきて遅くなります。GREP検索時に350MBもSWAPに入ってきました。シャットダウンしないで使い続けていると、スワップが起きやすくなり、サスペンドでもスワップが起きやすくなります。
SSDにインストールした場合でもRAMが4GBの場合は、ネットの10MBくらいのPDFをFirefoxで3つ開いたところでプロセスメモリーの使用量が3GB位になり、SWAPに500MBくらい入ってしまいPDFの表示が遅くて事実上閲覧できませんでした。でもそれをDLしてPDFビュワーで見たら問題ありませんでした。なぜブラウザだと30MB程度のPDFファイルが何十倍ものメモリを必要とするのかわかりません。
◆SWAPをRAMに移して0にリセットするには: メモリーの空きを確保してから、端末に次のコマンドを入れてパスワードを入れると移動して0にできます。多いと移動に1分くらいかかります。(端末の使い方は、「基本的な使い方」を参照してください。)
スワップをクリアしてリセットするコマンド:sudo swapoff -a && sudo swapon -a
swapをクリアしたいならswapoff -a && swapon -a スワップ領域の操作 mkswap / swapon / swapoff
スワップが起きるようでしたら、このコマンドをテキストファイルに書いて、ランチャーに登録しておくといいです。
システムモニターで見ていると、リセット中は、次のような画面になります。34.2MiB/34.2MiBの100%となり、リセット完了後に右のように 0/3.9GiBとなって速くなりました。
swap_system_monitor_01
各プロセスにメモリを割り振った残りをバッファとキャッシュに利用しますので、システムモニターのリソースのメモリ(プロセスメモリの合計)よりも、実際のRAMの使用量はもっと多くなります。
(バッファは処理中のデータをためておくものらしいですが実態は不明です。キャッシュは使ったデータをためておくものらしいですがこれも実態は不明です。)
バッファとキャッシュの量や実際のRAMの空きは、システムモニターではわかりません。
◆メモリの実際の使用状態は、端末に free と入れると見れます。
各プロセスに使われているメモリの使用量は[-/+buffers/cache]の"used"の所に表示されます。
(実used-[buffers & cache]="used"=プロセスメモリー,
 完全free+[buffers & cache]="free"=free+buffers+cacheという意味です。)
Linux のメモリー管理 (各プロセスにメモリを割り振った残りをバッファとキャッシュに利用)
apacheの最大アクセス数の決め方 (プロセスに割り振ったメモリはバッファとキャッシュに割り振ります)
メモリ使用率  freeコマンドってどうなの? ([-/+buffers/cache]などの見方)
Firefoxでタブをたくさん開いていろいろさせたら、vm.swappiness=0でもプロセスのメモリ使用量が2.8GBを超えた頃SWAPに53MiB入って、2.3GBになりました。たったの53MiBですが操作によっては遅くなりました。下はその時の画像です。
memory_used_swap_05
メモリをクリア開放する方法がありますが単にキャッシュ部を一部開放するだけですぐに復活してしまうのであまり効果がありませんでした。
メモリを開放するコマンド:free && sync && sudo sysctl -w vm.drop_caches=3 && free
参考:LinuxのUbuntuやDebianでメモリを開放するコマンド メモリーのキャッシュを解放してすっきりしよう 
   Linux のメモリキャッシュをクリアする
メモリのキャッシュをクリアしても、プロセスで使用しているメモリの使用量は変わりませんので、システムモニターのメモリの使用量は変わりません。
◆プロセスで使用しているメモリの使用量を下げるには、①Firefoxを開き直す、②システムモニターでnemoを「プロセスの終了」させる、でかなり(1GBくらいに)下がります。③Cinamonのプロセスの終了でも少し下がりますが、Cinnamonの起動アイコンをデスクトップに作っておいて、nemoを起動しておかないと、Cinamonの起動ができなくなります。
RAMが大きい場合でも、万一の時のためにSWAP領域を1〜4GBくらい設定して、上のような設定をしておくといいかと思います。
◆スワップを無効にする方法もあります。
sudo swapoff -a→再起動でスワップが無効になります。(スワップの有効化はswapon -a→再起動)
UbuntuをUSBメモリにフルインストール(スワップ領域はいつも作成しませんという方法が書いてあります)
swapパーティション か swapファイルが 絶対必要ですか?(メモリが不足した場合はクラッシュするとあります)
16GBのUSBメモリにOS、4GBのRAM、スワップ領域無しで、Firefoxに負荷をかけて試してみました。プロセスメモリの使用量が3GBを超えたあたりで10分から1時間くらいフリーズしました。アプリを閉じたら動き出しました。使用量が2.5GBを超えないようにチェックしていれば、全くSWAPしないのでこの方が使いやすいです。
◆SWAPでどのくらい遅くなるの? 
RAMのPC3-の後ろは(MB/秒)の数字です。PC3-10600は2チャンネルで21200MB/秒=21GB/秒となります。
速いSSDでもSeqReadで500MB/秒, 4KReadで30MB/秒ですので、SWAPで40倍〜700倍も遅くなります。USBメモリやHDDにSWAPするともっと遅くなります。DDR3の後ろはMHzで、MBより速いRAMでも使えます。
知ってなっとく接続規格 DDR3 DDR3 SDRAM - Wiki モジュール規格互換性 
参考
一般的なSSDやUSBメモリのMLCタイプのNANDフラッシュメモリの書き換え寿命は、
微細化が50ナノ世代で約1万回、20ナノ世代では約3000回らしいです。
 →福田昭のストレージ通信(6):「SSDが壊れる」まで(後編) (2/2) - EE Times Japan 2014年05月16日
NANDフラッシュメモリの読み出しはページ単位(4KB〜8KB)であり、書き込みはブロック単位(512KB〜2MB)になるとのことです。
1ページ書き込む場合、そのブロックにすでに何か書かれていると、そのブロックのデータを別のところに保存して、書きたいデータを加えて、そのブロックを全書き換えする らしいです。
 →【元麻布春男の週刊PCホットライン】 SSDの寿命 2009420
空き容量が少なくなってくると、最大で250倍の書換えがおき、仮に無理にそればかりやらせると3000回の寿命が12回になってしまう?書換え寿命はSLC>MLC>TLC、でも毎年進化しているとか?
なのでできる対策はしておいた方がいいかもしれません。
 

OSの一時ファイルをRAM ディスクに設定

今のSSDでは必要ないという記事もあります。でも必要ないというだけでRAM化できれば高速化もできて寿命にもいいです。
USBメモリで使う場合はかなり効果がありそうです。
シャットダウンや、電源が落ちた時に一時データは消えますが、あまり問題はありません。
  1. ファイルシステムフォルダの中の、etcフォルダーの中のfstabファイルを書き換えます。
  2. 書き換え不可になっていますので、空いているところを右クリックして、Rootで開きます。
  3. パスワードを入れます。
  4. 赤の権限昇格画面が出ますので、そこからfstabファイルを開きます。
  5. ファイルの最後に次の2行をコピペで追加します。
    tmpfs /tmp tmpfs defaults 0 0
    tmpfs /var/tmp tmpfs defaults 0 0

    最初のtmpfsはRAMディスクを作る命令で、次が対応するフォルダで、その次が、実際のRAMディスクです。
  6. 結果は、PCを再起動後に、端末に次のコマンドを入れると確認できます。
    df -h
     [システムが使用中のディスク名]と[容量]と[マウント場所:対応する代理になっているフォルダ場所]が表示されます。上で作成した2個のRAMディスクもそれぞれ1個のディスクですから、一覧表の中にそれぞれtmpfsという同じ名前で出てきます。
    tmpfsは対応するフォルダ(/tmp、/var/tmpなど)ごとに別々のディスクとなります。

    RAMディスク tmpfs の中身 内容を見る方法は?
     マウント場所である /tmp と /var/tmp のフォルダを見ればいいです。そのフォルダに書き込めば、RAMディスクに書き込んだことになり、RAMディスクが消えれば、そのフォルダの中も空になります。
  7. 参考サイト
     Ubuntu高速化のための11つのTips – ま鉄系 
     tmpfs - コード片置き場 
     Ubuntu 8.04 USBメモリインストールでの高速化(ホームディレクトリRAMディスク化)
     Ubuntuの高速化(ramdiskを活用)-りなぱそ
     Mintなのに、速っ!! シャア専用か?|GyaO!もe-Taxも使わない人ですよね? 

Firefoxの一時ファイルをRAMに設定

今のSSDでは必要ないという記事もあります。でも必要ないというだけでRAM化できれば高速化もできて寿命にもいいです。
USBメモリで使う場合はかなり効果があります。
Firefoxの一時ファイルとはキャッシュcacheのことです。ページを見るたびにかなりのデータが書き込まれます。容量が決まっていますので、期限の順などで削除も行われます。
シャットダウンや、電源が落ちた時に一時データは消えますが、問題はありません。 
 参考サイト
  七色の詩 UbuntuでFirefoxのキャッシュ保存場所をRAM化する方法のメモ 
  SSD寿命対策FirefoxとInternet Explorerの設定 | ZAKKINKS 
  1. Fiferoxをこの画面の他に、もう一個立ち上げてそちらで設定するといいです。
  2. Firefoxのアドレスバーをダブルクリックして「about:config」と書き換えて右の→印を押します。
  3. 「動作保証外になります!」と警告が表示されたら、「細心の注意を払って使用する」をクリックします。
  4. 「browser.cache.disk.enable」の項目でダブルクリックして値をfalseに変更します。
  5. 「browser.cache.memory.enable」の項目で値がdefaultのtrueであることを確認します。
    もし何かあって変更されていたら、ダブルクリックして値をtrueにします。
  6. 一覧に「browser.cache.memory.capacity」の項目があるかないかを確認します。
    通常は、この項目はありませんので、次の方法で入力します。
  7. 適当な場所(上の項目の右端でいいです)で右クリックして、
    [新規作成-new] >[整数値-integer]を選択します。
  8. 「設定名を入力してください」という1番目のダイアログが出ますので、
    そこに「browser.cache.memory.capacity」と入力して「OK」をクリックします。
  9. すると「整数値を入力してください」という2番めのダイアログが出ますので、
    そこに -1 と入力します。-1のキャッシュサイズはデフォルトの32MBになります。
  10. 一覧に「browser.cache.memory.capacity」の項目が追加されます。
    間違った場合は、その項目を右クリック>リセットで削除できます。
  11. 次に、デフォルトのキャッシュサイズ -1 は小さいので変更します。
  12. 上で追加された「browser.cache.memory.capacity」の項目をダブルクリックして、値をKB単位で233016と入力します。
    最大は233016KiB(約230MiB)との記事(SSD寿命対策Firefoxと・・)がありました。
    それ以上の524288KiB(約520MiB)にしたら、50MiBくらいまでにしか増えませんでした。233016KiBにしたら順調に増えていきました。サイズは最大値まで自動的に変化します。
    キャッシュサイズは下の方法*で確認できます。
  13. 上の6〜12のステップで設定しなければ、デフォルトの -1 になっています。
  14. 設定が完了したら、Firefoxを閉じて、PCを再起動させると、キャッシュがRAMに保存されるようになります。
  15. RAMディスクではないので、 df -h コマンドを入れても出てきません。
  16. *使用サイズは、URL欄にabout:cacheと入れれば見れます。再読み込みボタンを押せば最新のサイズが見れます。Memory と Disk の項目を見ます。location が only stored in memoryとなっていればOKです。Maxが233016KiBなどとなっていて、現在の使用量が出ています。
    List Cache Entriesを押せば中の全部のファイルが大きい順に見れます。再利用の回数や削除期限も表示されます。html,css,js,jpg,pngや長い名前のものなどが入っていて、自分のページの画像をクリックしたら見ることができました。
    RAMは209MiB以上に増えていきませんでした。90%くらいで止めているのかもしれません。
    Youtubeを次々に見ていくとRAMの方は増えていって、削除期限の短い順に削除していきます。Youtubeの削除期限は短いです。
  17. 次に、Firefoxの編集>設定>詳細>ネットワーク>[キャッシュサイズを変更する] の設定をONにします。これをONにしてもデフォルトのOFFでもRAMの増加には関係ありませんでした。
    値をデフォルトの350MBにしても、RAMは209MiB以上に増えていきませんでした。
    その上の行に現在の使用量が表示されています。URL欄から見る量と違います。
    試しにその「現在のキャッシュ量」の右端にある「今すぐ消去」ボタンを押してみたら、RAMのキャッシュが200MiBから1MiBになりました。
  18. Firefoxをすべて閉じると、Firefoxのキャッシュはほとんど消えて0近くになります。
  19. (参考)USBメモリーで動かしている場合、Firefoxのプロファイルフォルダ(約80MB)をHDDに入れる方法もあります。
    HDDの場合は、HDDがマウントされていないとFirefoxは起動しません。
    USBメモリーからHDDに移してみましたが効果は微妙でした。
    プロファイルフォルダは /home/xxxx/.mozilla/firefox/yyyyy.default/ です。
    /home/xxxx/.mozilla/firefox/profiles.ini
    を開くと次のようになっています。
    [General]
    StartWithLastProfile=1

    [Profile0]
    Name=default
    IsRelative=1
    Path=yyyy.default
    最初に必ずFirefoxを完全に閉じてから、yyyy.defaultのフォルダを目的のドライブにそのままコピーします。(元のフォルダは消さないようにします。)
    次に上のように、profiles.iniを開いて、 IsRelative=0 にして、Path を デフォルトの yyyy.default から 変更したいフルパスに変えればそちらに変更されます。フルパスは目的のフォルダを開けて右上のカギ┛ボタンを押せば見れます。その後Firefoxを開けばそちらから開きます。
参考サイト